我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年12月 8日 (水)

キヤノン三択

Q0212 
さて、画像にあるボディとレンズとフード、どれが一番高い値付けで売られるでしょう?

ボディは、キヤノンL1。正直なところ、ブラック塗装が稀少なホンモノか後塗りか判断が難しいところ。でも、見た目的には十分ホンモノっぽい。しかし、ファインダーにヒビがあったり、シャッターも不安定で、状態的には厳しい個体。。。よって、たとえホンモノでも値付けは安めになってしまいます。

レンズは、50ミリF1.2。大口径ゆえのボケに期待したいところですが、このレンズの致命傷ともいえるクモリが出てしまっていて、その症状もかなり重症。かなりなボケボケが予想されます(涙)。よって、値付けはやはり安めになってしまいます。

フードは、その50ミリF1.2の専用フード。金属製で立派な造りで、ファインダーケラレしないよう穴が開いたタイプ。レンズがあってもフードがない…というパターンも多く、稀少性が高いです。多少やつれた感はあるものの、変形などはない状態。

よって、フードに一番高い値付けが出来そうな感じです。

面白いですよね、それがなくても写真が撮れるフードに一番高い値が付くなんて。今回の比較では、カメラ・レンズの程度が良くない。。。という条件のためではありますが。

上記の3点をセットした状態、カッコいいですね!しかし、撮影にはそうとう難あり~です。

Q0215 

カメラ関係のモノを全般的にコレクションしている人が言ってました「フードやキャップのコレクションが一番安心出来る。まともな状態のモノを買っても置いている間に、カメラは壊れるし、レンズはカビが生えるし、露出計は狂う・・・。その点、フードやキャップは壊れようがない」と。

 

*画像のカメラをキヤノンL1としていますが、セルフタイマーがあること、シャッターの最高速が1/1000であること、巻き戻しクランクなどから、最初はⅤLと判断しました。しかし、ⅤLのブラックが存在するのかどうか不明な点、ある書籍にあった製造番号データから、この個体は、L1にセルフタイマー追加の改造をしたモノであると判断を改めました。キヤノンのレンジファインダー機って、型番の刻印が無い機種が多いので面倒です。。。また、オリジナルのブラックかどうか!?について、セット売りされた50ミリF1.2は、絞りリング部もブラックである~らしいので、真意の程はまだ謎です。