我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年12月19日 (金)

カメラ雑誌発売日!

20081219

今月もカメラ雑誌各誌が発売されました。年末スケジュールとのことで、通常の20日から1日前倒しの本日19日発売です。2009年の第1号ですから、内容が少々リニューアルされた本もあります。

まずは、アサヒカメラ。一番面白かったのは赤城耕一さんの連載「コーイチ百貨辞典」、今回は「ビューファインダー」について。ライカの外付けファインダーの明るさやシャープさを絶賛した後に、外付けファインダーのいい加減さを論じています。そのいい加減さとは、得られる視野について・・・ある適当な距離以外では視野率が落ちるうえ、至近距離ではパララックスが大きくなるという点。

そして、特集の締めの一文が「デジタルでは撮影画像がすぐに表示されるから外付けファインダーのイイカゲンさが逆に気になってしまうのだ。やはり現像するまでどう写っているかわからないフィルムレンジファインダーカメラのために、外付けファインダーはあるのだ」と。

その他にも、「診断室再読」では、フィルムカメラの名機が5点程取り上げられています。ブロニカS2、トプコンREスーパー、ミノルタXD、オリンパスM-1、ニコンEM。

次に、日本カメラ。ついに!というか、お堅いイメージもある!?日本カメラでもトイカメラの特集がされています、7ページに渡って。「新春撮り初めはトイカメラでふんわりフォトを楽しもう」。ホルガ、ダイアナ、ブラックバードフライ・・・、フィルムを消費することが大事な今、トイカメラで撮影(遊ぶ)のも有意義なことなのです。

「光芒のカメラブランドを往く」ではヤシカが取り上げられています。今秋、香港の会社によって復活した「ヤシカ」ブランドが気になる世代の人も多いかと思います。そうそう、デジタルカメラだけと思っていたら、今月号ではフィルムカメラも新たに発売されてたことが報告されています。

月刊カメラマンには、エライ立派なカレンダーが付録で付いてます。他の2誌にもカレンダーが付録で付いているのですが、紙の厚さが違います。630円の本に付いてくるカレンダーとは思えない!それだけで、630円くらいしそうな感じ。内容的には、アサヒカメラの猫のカレンダー(岩合さんの作品)が一番人気でしょうか!?