2017年1月24日 (火)

あの時のカメラはどこへ行ったのでしょうか?

バブルの絶頂期、代理店経由の正規輸入品以外に、海外から直接品物を仕入れて売る並行輸入品も数多く出回りました。

並行品の市場価格は正規品の半分くらいだった時もあります。

私も香港の業者から仕入れて、相当な数のハッセルやライカを売ったものです。あの頃のたくさんのカメラはどこへ行ったのか不思議です。

どこかで眠らせているなら、今が売り時かと思います。

2017年1月23日 (月)

不要品回収業者さん

最近、折り込みなどで不要品回収業者の宣伝をよく見かけます。

私が思うにカメラなどは専門店に託していただきたいのです、その方が手放す方には絶対有利と思うので。でも、まとめて色々なモノの処分をされる方にとっては、そういう回収業者が便利なのかもしれません。

最近、とある回収業者の方と、何かタイアップとかできないか相談をしています。

2017年1月22日 (日)

大好きなカラオケ

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退院後初めて荒木町の馴染みの店へ行って、ど演歌を思う存分唄って来ました。

健康に良いそうなので、リハビリになるそうです。その時の1枚です。

2017年1月21日 (土)

名誉?不名誉?アサヒペンタックス

いわゆる高度経済成長期、カメラも成長過程でした。アサヒペンタックスS2やSVがたくさん売れた頃は、カメラの修理も多かった。

銀座で店員をしていた私には、お客様から預かったカメラを持ってメーカーのサービスセンターへ修理に持ち込むのも大事な仕事の一つ。

一番よく行ったのは土橋にあったアサヒペンタックス。混んでる受付、修理期間。お客様から預かったカメラの修理をいかに早くやってもらうか、あの手この手で必死でした。

☆よく行ったサービスセンター、メーカー別順位(あくまでも買取名人の記憶による…)

  1. アサヒペンタックス
  2. オリンパス
  3. ヤシカ
  4. マミヤ
  5. キヤノン
  6. ニコン
  7. その他いろいろ

この順位、アサヒペンタックスのカメラが壊れやすかった~というよりは、それだけ沢山売れていたから修理も多かった~ということだと思います。

2017年1月20日 (金)

同い年

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昨日の話にした、大喜びされたご夫婦から買わせていただいた多数の中の1台です。

私と同い年のライカⅢbとズマール付き。相当の使用感はありますが、故障もなく現役です。まだ、20年や30年はこのまま大丈夫でしょう。

私もこのカメラに元気をもらって、現役で最低20年はカメラ屋やりたいです。

その気持ちを込めて、買取りコーナーに大事に置いて毎日手を合わせていこうと思います。

どうぞ見に来てください。

2017年1月19日 (木)

そんなに高く買ってもらえるの!

月曜日、馴染みのご夫婦が「これ全部買ってください」と、階段を持って上がるのも大変なくらい、30台ばかりのカメラを持ってご来店くださいました。

中古カメラが一番高い頃に買ったであろう、それも今では市場性が低いマニア志向のものが多数。

こういう場合、当時買った値段と今の買取価格に大きな差があるので、「お気の毒…」と思ってしまうことも多く、そういう話をしながらご理解いただこうと買取価格を提示しました。

そしたら、「そんなに高く買ってもらえるの!」のお言葉をいただきました。「野田さんはそういう思いでいらっしゃるから、大病しても元気でまた仕事が出来るのよ。いつまでもその気持ちで買取りしてください」と、帰って行かれました。

退院してから一番充実した1日でした。

2017年1月17日 (火)

大らかな時代

私がまだ銀座のカメラ店で小僧をしていた時代(50~60年前)は、カメラ屋さんの全盛期だったと思います。

そして、大らかな時代でした。

お客様がカメラやアクセサリーを買いに来た時に店に在庫が無いと、すぐに近くのカメラ屋で借りて来て売る。そんなことが当たり前でした。

2017年1月16日 (月)

アローカメラクラブ

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40数年前、アローカメラもカメラクラブを作って、月に1回は各地に撮影会へ行っていました。

ご近所のお客さんほか皆さん、ローライやライカで楽しんでいました。

指導の先生は日本カメラの社長だった平賀真さん、本当に良き時代でした。

2017年1月15日 (日)

銀座のカメラ屋さん

また昔(50~60年前)の話です。

かつて銀座の中央通りには1丁目から8丁目の間に5軒のカメラ屋さんがありましたが、今、中央通りには1軒も残っていません。

2017年1月14日 (土)

ネオカ 起きよか 売ろうか 売るまいか

昭和30年頃だと思う、どんなカメラでもよく売れた。

二眼レフはアミフレックス、35ミリはネオカ35あたりの安価なカメラは特に。

この2種とも、どういうルートなのか、工場で出来上がったばかりのような状態なのを、下の絵のような木箱に入れて、ブローカーが毎日のように持って来ていました。そして、説明書も無いのに一般の人や業者にその日のうちに全部売れてた。

店員の間では、「ネオカ 起きよか 売ろうか 売るまいか」などと言って、ふざけたりしていました。

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