昨日午後、プラスティック製フィルムカメラのキヤノン・オートボーイを1台だけ持って来られた年配の方に「3万円で買って欲しい」と言われました。
こういう場合、私はいつも気の毒で困るんです。
いい値段で売れると思ってわざわざご来店いただいたのに「買えません」とは言えませんので...。
また、そのカメラの市場性を理解されないまま、「安く買われた」と思われてしまうのも買取屋として困るので。
昨日の定休日、久しぶりに新宿で映画を見ました。
クリントイーストウッドの「運び屋」という映画です。老人が麻薬の運び人をする物語です。
昔よく見た西部劇の大スターだったクリントイーストウッド、ずいぶん歳をとっていてビックリしました。でも、良い映画でかっこ良かったです。
見ている時、私の携帯に店から自動転送された電話が1件入りました。買取り相談の電話だったかもしれず、出られずに残念でした。
8年前の3月11日、大地震が発生した時、私は2階買取りコーナーに居ました。
すごく揺れたので下へ降りて、通りの電柱に抱きついたことをはっきりと覚えています。
これは何処かですごい地震だ!と思い、テレビを見ると東北が大変なことになっているのを知りました。
あれから8年、被害にあわれた方々はまだまだ大変のようですが、私に出来ることは復興を願って今まで以上に買取りに励むことだと思っています。