考えてること Feed

2020年2月16日 (日)

世界の中古カメラ市

今日から銀座松屋でI.C.S.主催の「世界の中古カメラ市」が開催されます。

仲間の業者の1人が、コロナウィルスの影響で海外からのバイヤーなど外国人の客が少ないことが予想されるので売上が厳しいんじゃないかと心配していました。

でも、日本のカメラ好きの皆様にはライバルが減って良いんじゃないだろうか?と私は思いました。数に限りのある古い人気のカメラやレンズが国外に持ち出されないで済みます。

2020年2月10日 (月)

81になりました

今日2月10日は私の81歳の誕生日です。

カメラの仕事について66年になりました。でも、まだまだと思っています。カメラで癒しをしている方々のお手伝いをもっともっとしていきたいです。100歳までと決めています。

だから、身体のメンテナンスも気を配っています。先日行った病院では館内に規制線を張っていました。新型肺炎の患者さんが入院されている病院でした。この騒ぎが早く収まってくれることを望みます。

2020年2月 9日 (日)

故障品やカビ玉も

私 買取職人は故障したカメラやカビ有のレンズなども喜んで買わせていただきます。

言い方を変えますと、お客様が売る目的でその直前にカメラを修理したりレンズ清掃をすることは、あまりお勧めしません。

何故ならば、私たち業者は一般の人より安く修理するルートを持っています。また、修理品をまとめることでやはり安くあげることが出来るからです。だから、不具合がある品物でも買わせていただけますし、お客様が修理代を払って直してからお持ち込みされるより条件良く出来るのです。

ただ、カメラやレンズ自体の相場よりも修理代の方が高くなってしまうような品物は値付けが難しいですが、他のものとまとめてプラスアルファの値付けをいたします。

2020年2月 1日 (土)

新宿西口のあたり

店の大家さんから聞きました。

先週あたり、テレビの番組で新宿西口のカメラ屋さんが取材されて、フィルムカメラを中心に中古カメラが凄い売れてる!みたいな特集をやっていたそうです。

新宿あたりは外人さんも多いと思いますが、少し煽るくらいの情報も業界に元気が出るならいいですね。

2020年1月26日 (日)

30年以上のお付き合い

写真家の田中長徳先生とは、おかげ様で長いお付き合いをさせていただいております。

きっかけは長徳先生がカメラの買取り依頼でご来店されたことでした。30年ちょっと前のことです。

以後、いろいろとお世話になっていますが印象に残っている出来事に、一緒に私の故郷小豆島へ旅行したことです。先生のファンや店の常連さんも一緒に10数名で行きました。

宴会には島の町長にも参加してもらったり、ご参加いただいた皆さんと一緒に私の先祖の墓参りをしたり、楽しい旅行でした。

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2020年1月24日 (金)

見積もりとは

買取り相談の電話やメールなどで「何軒もの店に買取り値を聞かれている」場合、私は一方的に買取り値を提示しないようにしています。

「見積もり」というのは文字通り、現物を「見て」行なうこと。現物を見ていない状態で提示された金額は参考値または最高値でしかないからです。

それと、業者側の立場になれば「高め」に答えることが十分に予想されるので、電話で提示された価格で何軒ものお店を比較をすることはあまり意味が無いと思っているからです。

私の場合、お売りになりたい希望額をお持ちの方の場合は、それを聞かせていただいて、それ以上で買えるでしょうとか、それは難しいでしょう、というお答えをするようにしています。

あとは、私をご信用いただきお任せいただくのが一番だと思っております。

それが出来ないという方で、何軒か問合わせた中に私の知っている信用できるお店がある場合は、その店に行かれることもおすすめしています。

2020年1月14日 (火)

幼馴染みの万年筆屋

久しぶりに幼馴染みに電話をしました。

彼は大手の会社に入って万年筆販売の営業をしておりました。後に独立してからも万年筆の販売を続けていました。

ずいぶん昔に私の店でも万年筆を預かって販売していたことがあります。セーラー万年筆でした。

近況を聞くと、最近は販売よりも古い万年筆の修理で生活しているそうで、元気そうでした。

ここのところ、古い万年筆の人気があるのだそうです。カメラと似ている傾向があるかもしれないなぁ!と、そんな話になりました。

彼は大阪で60年以上、万年筆で頑張っています。私は東京、カメラで一生やっていきます。

2020年1月 9日 (木)

すごく悲しい兄の死

昨日ふるさと小豆島で、野田家の長男である私の兄が91歳で亡くなりました。

私は兄のことが大好きでした。昨日は店が定休日だったので一日中 家で兄との思い出を振り返っていました。

日本の厳しい時代を生きてきた兄は、青年時代に相当の苦労をしました。炭鉱で働いている時は落盤で3回ほど死の寸前まで体験しましたし、百姓の経験もしました。

それでも、東京での私の仕事をいつもいつもすごく心配してくれていました。

2020年1月 5日 (日)

大買取り

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2019年12月 7日 (土)

買取職人10ヶ月

今年もあと20日ばかりになりました。

2月に「買取職人」と名乗りを変えてからいろいろなお言葉をいただきました。「野田さん、職人は商売人ではないんだよ」と言う方もいました。

私は「商売を二の次にしてでも自分の技術を磨いて世の中の人に喜んでいただくこと」が職人だと考えているので、買取職人でいいのです。「野田さんにカメラを売って良かった」と喜んでいただくことを、私の人生の楽しみにやっていきたいです。

どうぞ是非、カメラ・レンズを手放す時はご相談ください。