今日の二代目ブログに出て来た「千代田商会」が懐かしいです→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2020/03/post-5c5f.html
千代田商会は銀座にあって、問屋のようなこともしていました。
私が銀座で小僧をしている時には、店に来たお客様の欲しい品物の在庫が無いと、千代田商会へ走って行って品物を融通してもらったりしていました。
店の奥に居る、ちょっと取っ付きにくい店のオジサンを覚えています。
1970~80年代くらい、フィルムカメラが元気な時代。
香港から若手のブローカーが来て、日本製カメラの新品同様品や中古品を何十台も買って行った頃がありました。香港にはヨーロッパのカメラ店が仕入れに来ていたからです。
私はその時、香港からハッセルブラッドやライカを買って来て業者に売っておりました。その時代に流行していた並行品です。
当時、銀座の大手のカメラ店でそれら並行品がよく売れておりました。
今日思ったのは、お客様へ「感謝」の気持ち。
買取り専門に業態変更して約40年、買取プロから買取名人・買取職人として、たくさんのカメラやレンズを買わせていただきました。そのお客様皆様に感謝。
これからも買わせていただくことで、私自身が楽しく生きていくことが出来ますので、さらに感謝の気持ちを持ってやっていきたいと思います。
新型コロナウイルスの影響で外出を控えている方、在宅勤務になった方も多いと思います。
これを機にご自宅にあるカメラやレンズの整理をご検討されるの一案かと思います。
お電話での相談にも乗りますので、どうぞよろしくお願い致します。
お品物は宅配便でお送りいただく方法もございます。
故人のカメラをご持参された方がいらっしゃいました。
古いコニカ1台、本来は値付けが難しいですが「1,000円ほど差し上げます」言いました。「または、お仏壇に供えられては?」とも言いました。
結局、持って帰られました。
毎朝30分くらい荒木町を散歩してから、店に来ています。
町内を歩いて思うのは、この町でアローカメラを始めて54年になりますが、当時は今よりもすごく賑やかな町だったよなぁということです。
おかげ様でアローカメラや我楽多屋には、日々カメラ趣味の皆様が喜んでご来店くださるので、私も買取職人としてますます頑張ってまいります。