自分の技術を磨いて
私 野田康司、先月80歳になりました。そして、カメラ屋65年の区切りに何か思いを新たにしたいと、いろいろと考えておりました。
昔、フィルムカメラの時代にはカメラを販売して、フィルムを売って、現像焼付引伸いわゆるD.P.E.をやっていました。
その後、大手量販店などの台頭でカメラ業界が変わっていく中で、中古買取りに特化することで生き残りました。
そして今、デジタルカメラの時代になって業界は大きく変わろうとしています。
「買取プロ」を25年名乗った後に「買取名人」に改名。この時は常連様に買取名人認定証までいただきました。これは以降15年間、買取りへ大きな励みになりました。
そして今年から「買取職人」を名乗っています。
私の中で『職人』とは、「商売を二の次にしてでも、自分の技術を磨いて世の人に喜んでいただくこと」と捉えています。
これが私の新たな思いです。