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2019年6月11日 (火)

1955年頃のクリップオン露出計

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マミヤ35の上に乗っているのは、セコニックの露出計です。本体のどこにも型番が記されていないのですが、「LC-1」というモデルだと思います。1955年ごろの製品で、電池を必要としないセレン式の露出計。

露出計が内蔵されていないカメラのアクセサリシューに乗せて使えるようになっている、いわゆるクリップオンタイプです。

特徴的なのは、カメラのアクセサリーシューに差し込む台座の位置を変えることが出来る点です。

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3本のビスを外さないといけないので、ちょっとだけ手間が掛かりますが、この程度は仕方ないですね。

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カメラの多くはボディ上面の中央あたりにアクセサリーシューがあるので、上の画像のような位置に台座があれば大丈夫です。でも、台座を反対側の端の方にセットしてしまうと、巻き上げレバーやシャッターボタンの操作に干渉してくる可能性があります。

また、稀にアクセサリーシューがカメラ上面の端の方にあったりすると、乗せた露出計が外にはみ出してしまうなんてことが有るので、下の画像のように台座の位置を変えて飛び出さないようにすることが可能になります。★参考画像に使用したペトリカラー35には露出計が内蔵されていますが、アクセサリシューがボディの端っこにあるカメラの一例として使いました…。

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また、カメラ上面の形状次第ではボディと露出計が干渉してしまうことも有り得ますから、汎用品として販売される以上、このように台座の位置が変えられるというのは便利なことですね。

 

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