我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年2月 7日 (木)

FさんのF-1

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もう20年近く、アローカメラの買取りを利用してくださっている、Fさん。

Fさんはメーカーやカメラのタイプを問わず、いろんなカメラやレンズを、それも人気ある系いいモノ系の中古をメインに頻繁に売りに来られます。

10年前に一度、話題にさせてもらっていて、Fさんの考えをこんな風にきかせていただきました。

「日頃、いいモノを買っては試し、手放すことをくり返しているのは沢山ため込んでも置く場所に困るし、使いきれるわけじゃないから。もちろん気に入ったモノは手元に残すけど、それ以外のもの適当なタイミングで手放すようにしている。それが出来るのは、あるカメラが売り買いされるサイクルの中で、たまたま今、自分の所にやって来ているだけで、そのサイクルを自分の所で止めてしまおうとはあまり思わないから。そうすることによって、また別のカメラが自分の所へ回ってくるし、そう考えれば手放すことは惜しくない…」と。

そんなFさんが、これだけは手放さずにずっと持っているというカメラを今回見せてくださいました。

1977年、就職数年目に自分のお金で初めて買った一眼レフ「キヤノンF-1」。改良型(通称F-1N)が出て間もなく新品で買ったものだそうです。

それがご覧のようにすっごいキレイなんです。

Fさんが学生時代から鉄道写真をよく撮られていたことは聞いていたので、「これも当時使ってたんですか?」と聞くと、「はい、ずいぶん使いましたよ。もちろんかなり丁寧に扱いましたけど。いまでは大事に時々磨いたりしていますが。」と。

ネックストラップも当時の付属品のがそのまま付いています!

 

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