アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 2018年9月 | メイン

2018年10月

2018年10月23日 (火)

アナログ時計を写し込む

44525081_2280551791987143_600521529

買取りや物々交換でやって来たガラクタではなくて、私物のガラクタを整理していたら、こんなのが出て来ました。

これ、バンドから外した腕時計じゃありません。

「ASAHI PENTAX」と文字盤に記されてあるように、これはアサヒペンタックスのSPやKXなどに用意されていた、データ写し込み用の特別バージョンに使う時計です。

えっ!?と思う方が多いでしょうけど、ホントです。

これを使える特別な背蓋が付いた実機がないので信用してもらえそうにないので、いろいろと探しましたが資料がありませんでした。

公式なサイトなど見つけられなくて...「ペンタックス データ SP」とかで検索すると、個人のサイトでは紹介してるところがありました。

背蓋に箱状の大きな出っ張りがあって、そこにこの時計をはめ込むと横位置で撮影した時に画面左上にぼわーっと時計が一緒に写し込まれます。時計の中心部分(直径7ミリくらいの円)には文字などを書き込めるようになっていて、時計と一緒に写し込むことが出来るそうです。

さて、この時計だけですが我楽多屋に並べますので、欲しい方は走ってください。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月22日 (月)

半年独学

44433157_2278750725500583_420447766

半年ほど前に「私でも使えるカメラありますか?」と質問されて、正直なところちょっと参ってしまった...お客さんがいらっしゃいました。

どんなものを撮りたいのか?予算はどのくらいなのか?こんなカメラを使ってみたい~!とかイメージを何かお持ちなのか?そこらへんを少し決めてもらわないと勧めるのが難しいこと。

また、我楽多屋はジャンク品も多く、動いているものでも現状販売なので、そういう点も理解していただかないと~、そんな案内をしました。

以後、ちょいちょいご来店くださって、ジャンクカメラも理解のうえでお買上げいただいたり、それを使った感想などを聞かせてくださったり、他のお店でこんなものを買って使ってみた~などの話も聞かせていただくうちに、ずいぶんと日々勉強されてるなぁ~と感じていました。

先日、キエフマウントのロシアレンズをお買上げいただいた翌日に「自分の持っているボディに合わない...」と、ボディとレンズを持ってご来店されました。

ちょっと無理すると付くことは付いたのですが、これは多分ボディかレンズのどちらかのマウント部が微妙に歪んでいるのだろう?と判断。でも、我楽多屋にはボディの在庫が無かったので、それ以上のレンズ確認が出来ませんでした。

ただ、ボディ側のマウントのツメが微妙に歪んでいるようにも見えたので、その可能性もお話ししたうえで「買ってもらったレンズの返品には応じますよ」と伝えると、「いや、使ってみたいレンズなのでとりあえず大丈夫です」とのこと。

そして数日後、「他の店で見つけたジャンクボディを買って試したら、レンズが付きました!」と報告してくださいました。

その時、最初に私が聞いたのは「カメラ、写真はどこかで教わったんですか?それとも独学ですか?」と。

「独学です!」とのお返事だったので、続けて、「ちょっと偉そうなことを言ってしまうかもしれませんが、すごい勉強されていますよね。知識がドンドンついてきています。一番最初ご来店いただいた時に少し厳しい言い方をしてしまったと思うんですけど、あの時に『趣味として楽しむなら、自分でいろいろ考えて実際にやってみるのがイイと思いますよ~』とも言ったんですよ。それをまさに実行されていらっしゃって、こちらも嬉しいです」と。

こんな出来事もカメラ屋をやっていく上での励みになったりもします(^O^)/

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月21日 (日)

ビトー兄弟

Img_0230_1280x960_2

私 二代目、フォクトレンダーの「VITO B」(上の画像左側)というカメラが好きです。

重量あるコンパクトボディに、必要最低限の機能を詰め込んだカチッとした佇まいが魅力的なのです。シンプルなデザインも良く、店の常連さんにもこのカメラが好きという方が多いようです。

1954年に登場したこのファーストバージョンが、やはりシンプルでいいと思います。後のモデルには露出計が付いたり、ブライトフレーム入りの大窓ファインダーになったり、距離計入りのファインダーになったりして、便利にはなるんですけどもね。

その先輩格にあたる「VITO Ⅰ」(上の画像右側)は、同じく35ミリフィルム使用ながら蛇腹式のスプリングカメラです。なので、折り畳んでしまうとさらにコンパクトになります。ジーンズのポケットにも入ってしまうくらい。

こちらも、1939年登場のファーストモデルがシンプルで良いです。後のモデルはレバー巻上げになったり、距離計入りファインダーになったりやはり便利にはなるんですけど。

さて、下の画像でビトー(VITO)兄弟と一緒に置いてみたカメラは、ニコン「ZOOM700VR」という1994年に登場した日本初の手振れ防止機能付きのフィルムコンパクトカメラです。

このカメラはカメラで特徴的な機能があって面白いのですが、その大きさはコンパクトカメラとしてはビックリするほどデカいです。

Img_0232_1280x960

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月20日 (土)

荒木町で店主歴アラフィフのふたり

Film120_b

子供の頃から知っている荒木町のお寿司屋のオヤジさんが、「このカメラの電池はどうやって交換するだっけ?」と、フィルムコンパクトのキヤノン・オートボーイ3を持って来られました。しばらくお使いになっていなかったのをご家族に持たせるようでした。

しかし、このカメラ、何で?こんな面倒な方法にしたのかと思うくらい~小さなビス2本を外してから開けないと、電池室が現れない機種なのです。

残念ながら、我楽多屋にはテスト用の電池が数本あるだけで、どれも容量自体が怪しいので、近所の写真屋さんで買っていただくようにお願いしました。

程なく再びご来店されて、「レンズカバー開けるのどこだっけ?」と。確かに小さなボタンだし、それを示すマークもよく見えない...。

いろいろと不親切なカメラだなぁ~と話しをしているところへ、買取名人もやって来ました。

聞けば、お寿司屋のオヤジさん、もう40年くらい前に名人からローライ35や一眼レフのローライSL35、ライカM3なんかもお買上くださっているらしい。そういえば、ローライ35はオヤジさんが持って歩いているのを以前に私も見たことありました。

まだ、どれもお持ちのようで、名人が「久しぶりにM3を拝ませてよ!」なんて会話もしていました。

荒木町で店主歴50年前後のふたり、年齢はアラエイティ!お元気なこと!(^-^)

44257898_2275157919193197_140182394

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月19日 (金)

針の撤去

44219118_2273244196051236_636178721

もう15年以上は前のことです。当時、我楽多屋に出入りされていた修理屋さんがいました。

時々、我楽多屋に部品取り用のカメラ等を探しに来られていました。もうとっくに引退されていらっしゃいます。

その修理屋さんが何度かこんなことを言っていました、「動かないメーターの針なら無い方がいい!」と。

私 二代目はまだまだヒヨコの時代だったので「あぁ~そうか...」と、それ以上に突っ込むことなどしませんでした。

さすがに、その修理屋さんが修理依頼のあったカメラのメーターが直らないからといって、勝手に針を取り去ってしまうことはないでしょうし、するにしても確認されたうえのことでしょう。

ただ、修理依頼の片手間にやられていたと思われる~直して売っていたカメラの中には、そういう理由でメーターの針を撤去してしまったものがあったようです。

買われる方が承知で買われるんであれば良いのだけど、若い人や初心者はそれが分からないまま…なんてことがあれば、本来の状態でないものをプロが売る~ということが気になったりもしました。

そうは言いつつも、我楽多屋に並ぶカメラやレンズのほとんどが現状売りですから、そういうものが並んでしまうこともあるわけで、偉そうなことはいえないんですけども...。

そういう意味でも、我楽多屋は基本「ジャンク屋」であることはご理解の上、ご利用いただければと思います。

それでも、壊れているものとして売っている品物は別ですが、使えるものとして値付けをした品物は、事前になるだけ基本動作や状態を確認するようにしています。上の画像は先日検品中に発見した、ファインダー内にあるべきメーターの針が撤去されていた一眼レフです。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月18日 (木)

斜めと真っ直ぐNikon

44145756_2269238276451828_808543853

画像の茶色のバッグに地味に型押しされたNikonの斜め文字ロゴ。

アラフィフのわたし的にこの茶色のバッグは、古き良き古代(笑)のイメージではなくて、記憶にある懐かしい時代のイメージ。

なので、このバッグに似合うカメラはAFカメラが全盛になる前のMFカメラくらい。適当なMFカメラを探してみたら、ボディに記されているNikonロゴが斜め文字じゃない。

あれ?と思って、いろいろと見渡してみたら、Nikonの文字が斜めになったロゴがボディに記されるのは、AFカメラのニコンF4からなんですね。

ただ、メーカーとしてはF4なんかのもっともっと前の時代から、斜め文字のロゴを製品のパッケージなんかには使っているんですよね。このタイムラグは何だったんでしょうか!?

今更こんなことを言っていると、ニコンファンに笑われてしまうかもしれませんが、カメラ屋なんて意外とそんなところがあったりします。

44099739_2269238269785162_279251300

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月17日 (水)

NISHIGINZA

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

*********************

二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、西銀座です。

ピカピカに磨き上げられた黒塗りのタクシーに映ったネオンが印象的だったので。

43237898_2250701378305518_575833527

2018年10月16日 (火)

ソリゴール200ミリ

44062892_2267731226602533_787336872

先日、常連KさんがライカMDにマウントアダプターを介して、プラクチカマウントのフレクトゴン20mm/f4を付けてご来店されました。

嬉しいことに、フレクトゴンは数年前に、マウントアダプターは最近に、我楽多屋でお買上げいただいたものです。

超広角ゆえの被写界深度の深さから、少し絞ればピント合わせの必要が要らないことや、フレクトゴンは最短撮影距離が特に短いからより使い良くて、「このマッチングでも全然OK!」というのを聞きながら、入荷して間もなかったプラクチカマウントのソリゴール200ミリを冗談で勧めてみました。

このソリゴールレンズ、程度が良かったうえに鏡胴などの質感も良いレンズでした。

ただねぇ~(>_<)。実際にこの組み合わせで使うには、それこそピント合わせなど出来ないし~と返されながらも、インパクトありそうだから付けてみましょうよ!と言って、合わせてみたところの画像です。

もちろん!?お買上げの運びにはなりませんでした(笑)

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月15日 (月)

アイレスのフードが

43879646_2265487526826903_822790859

1957年3月発売のアイレス写真機製作所製の「Aires 35-ⅢL」。

いかにも金属の塊的な質感、とてもカメラ然としたスタイルが魅力的ですが、一般的な市場性は残念ながらイマイチです。

でも、この個体はとても綺麗な状態を保っています。今までに何度も見ているこの機種ですが、あまりに綺麗なので細かく眺めていたら、ボディ右肩部分の面取りが凝っているとうか、ちょっと独特でした。

44046057_2265487523493570_247214512

さらに驚いたのは、専用ケースのストラップに通されたフードケースに仕舞われていたフードです。

43952096_2265487610160228_590271346

黒塗りはテカテカで、カブセ部分の銀色はピカピカ。

これは、フードに惚れてカメラごと買ってしまえるほどだと思いますよ。

44109298_2265487630160226_207793009

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2018年10月14日 (日)

中身はフィルムじゃなくて...

43879270_2263803036995352_786715234

かなり古い期限切れフィルムの山。

その中に一つ「あれっ!?」と思う箱がありました。

43823333_2263803010328688_320844959

44052894_2263802946995361_468983222

110って記されていますが、勘が良い人なら「箱の縦横高さの比率が変!?」と気付くでしょう。それに、110フィルムのカートリッジと比べて微妙に小さいので、この箱の中に110フィルムのカートリッジが入っているわけがありません。

よく見ると、箱の一面に「9 COLOR PENCILS」ってありました。

で、箱を振ったら「カチャカチャカチャ」という音。開けてみると、小さな色鉛筆が9本入ってました。

43952506_2263802940328695_527306131

色鉛筆自体にも「FUJICOLOR PRINT」って記されています。富士フィルムさんが作ったノベルティでしょうね。かわいい。

以前、フィルムの箱やパトローネ型のロウソクも紹介したことがありました。あれもノベルティでしょう→http://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2010/09/candle.html

 

*アローカメラ&我楽多屋のFaceb0ookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。