我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年9月

2018年9月30日 (日)

ニコン・デジイチの頭の線

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ニコンのデジタル一眼レフのペンタカバー部には、ほとんどの機種に共通のアイデンティティを示すラインが入っています。

ポップアップする内蔵ストロボのカバー自体の形状だったり、ペンタカバーやストロボカバー自体に入れられたプレスラインだったりの差はありますが、前方に向かって絞り込まれていく曲線状のラインがデザインがされています。

これは前にも書いたことありますが、フィルムカメラでも唯一「u2」だけには似たような処理がさているんですよね(下の画像参照)。

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このライン、今回登場したフルサイズミラーレス機には無かったですね。。。

そりゃプリズムが無いんだから~ってのが一番の理由でしょうけど、アイデンティティとして残すのかなぁ~とか思ったりもしてたんですよね。こだわり派のニコンさんですから。

 

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2018年9月29日 (土)

昨日はプレミアムフライデー

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実はもうすっかり忘れていました...、1年くらい前から日本政府と経済界が提唱した個人消費喚起キャンペーンを「プレミアムフライデー」とか名付けたのが、月末の金曜日でした。

でも、月末の金曜日なんて忙しくて休めないよ!なんて意見も多くて、ほとんど普及していないと思います。

昨日の朝、SNSを見ていてプレミアムフライデーを思い出しました。

今週末の土曜・日曜の天気予報が芳しくないので、もしや週末に引き籠ろうとしている人も多いのでは?と思って、急遽以下のような発信をFacebookページでしました。

『今日、仕事を早上がりして我楽多屋に寄っていただき、「プレミアムフライデー!」とご発声くださったら、何かサービスします!』と(^-^)

で、サービス用にフィルムなんかを至急準備したのですが、「プレミアムフライデー!」とご発声されたのはお一方だけでした...。

 

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2018年9月28日 (金)

DeJUR PETRI

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「DeJUR PETRI COMPACT」というカメラがあります。

ご存知な方はその形から、すぐに「ペトリハーフだ!」と分かるでしょう。

じゃあ、「DeJUR」って何なの?となりますよね。

アメリカのDeJUR AMSCO社のことで、1920年代に設立されて1970年代に売却されたとのこと。写真関係で言えば露出計などの販売もしていましたが、古くアンソニーを前身とするANSCO(アンスコ)とは別の会社です。

DeJUR AMSCO社はかつて、日本の東京光学やペトリからカメラのOEM供給を受けて同社のブランド名で販売していたことがあって、その1台がこのDeJUR PETRI COMPACTなのです。

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2018年9月27日 (木)

日本製PRAKTICARレンズ

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数日前のFacebookページに、お客さんカメラとしてアップした「プラクチカ BCA electronic」。

お客さん的には、標準ズームのレンズに焦点距離を表す数値が表示されていない謎がアピールポイントでした。

もちろん、それは大問題です。

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直進式ズームならば伸ばしていくと露わになる鏡胴部に記されていることが多いですが、このレンズは回転式なのでこの状態で見えていないといけませんからね。

でも、わたし的には望遠ズームの方にも興味が…。レンズ鏡胴先端部の角アール加減が見事(下の画像参照)で、指で撫でるとスベスベなのに快感を覚えました(笑)。これは、フォクトレンダーのビテッサあたりに通じる快感でした。

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で、タイトルに書きましたが、この2本のレンズはどちらも日本製のようです。断言は出来ませんが、部分部分の仕様などから多分シグマ製のような気がします。

 

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2018年9月26日 (水)

京王線国領駅

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、国領駅。

従兄弟がInstagramにアップしたラーメンの画像に惹かれて、京王線の国領まで食べに行きました。

私が幼い頃の国領駅は地上駅でしたが、最近地下駅になりました。ホームから見える外光に向かって地上へ上って行く電車が印象的だなぁ~と眺めていたら、ホームのベンチを利用して前屈運動をしているご年配の方がいらっしゃいました。

確実に私より体が柔らかい。

向こう側から見ている人も同じことを思っているのかぁ~と。

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2018年9月25日 (火)

ディスプレイ台

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新品売り屋さんで使われるであろう~カメラのディスプレイ用の台。

今までにも何度か我楽多屋に並んだことがありますが、元々は売り物ではないもの。どこかのカメラ屋さんから放出されたのが、巡り巡ってうちの店にやって来たのでしょう。

過去には「マミヤZEクオーツ」用のを紹介したことがありました。この時は機種名が記されていました。

それ以外にもキヤノンEOS用なんかがあったのを覚えていますが、台自体の質感がイマイチだったりすると興味は薄くなりがち...。

今回のはキヤノンが木とアクリルのハイブリッド製・コンタックスがアルミっぽい金属製で、まずまずの質感です。

ただ、どちらにも機種名が記されていないので、いつ頃のものなのか?も不明で、それも含めて興味の対象になっています。

この手のものは、そのメーカーが好きなマニアさんにサッとお買上げいただけるか、わりと長居するかのどちらかのパターンなんですよね。さて、今回はどんな塩梅になるか!?気になった方は店の棚の上に置いてますので、ご覧ください。

 

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2018年9月24日 (月)

M6にトーコー

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ライカM6のボディは私物ですが、レンズは我楽多屋の売り物です。

トーコーこと東京光学製のトプコール5cm/F3.5。鏡胴のデザインが独特で目を惹きますよね。

ライカスクリューマウントのトプコール5cm/f3.5には、沈胴タイプと固定鏡胴タイプが存在していて、画像の固定鏡胴タイプにも前期型と後期型あるそうです。

前期型がエルマータイプであるのに対して、これは後期型でテッサ―タイプ。無理のない明るさのレンズで描写にも定評があります。

こんな風に珍しく普通に品物の紹介をしているのは、思ったよりもこのレンズが長居しているから。もう半月以上、滞在しています。

前玉に少~しキズがありますが、特に神経質にならなければ、いや、神経質になっても描写への影響は分からないと思います。

 

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2018年9月23日 (日)

探しに来たモノ14品を全部見つけた幸運なお客さん

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先日、朝から雨が本降りの日にご来店されたお客さん。

品探しを始めようとしながら、「聞いてしまった方が早いかなぁ。いいですか?」と。「他のお客さんもいらっしゃらないし、決まった分かるモノならお手伝いします」と返事をすると、必要なモノをメモに書いていらっしゃいました。

ご持参のカメラ・レンズのアイカップ、フィルター、キャップ、フードなど合計14品。

順番に探していくと、ほぼ純正品で揃いました。ただ、フードの前に被せるキャップはこれはもう、現物合わせをしながらご自身で探していただきました。で、必要な14品、見事に全部揃いました。

オマケにキヤノンFTに使える純正マグニファイヤーまで。

探しに来たモノが全部そろって、雨の中やって来た甲斐があった!と喜ぶお客さん、こちらも嬉しくなってしまいました。しかし、こうして必要なモノが全部揃うって、かなり珍しいことだと思います。

お客さんは「タイミングだよね!」とおっしゃいましたが、これは日頃の行ないの良さが表れた結果でもあると思うのです。

また、これは冗談ですけどね~と前置きをしてから「帰り道は十分に気を付けてくださいね。ここで今日の運を使い果たしてしまって、ケガでもされると良くないので…」と注意も促しておきました(^-^)。

 

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2018年9月22日 (土)

ネジの数

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ちょっと不思議なレンズフードを発見しました。

被せて横のネジで締め付けて固定するタイプなんですが、締め付け用ネジが2つあるのです。

ネジが2つのがあってもいいじゃん!と言われるかもしれませんが、同じメーカー名と型番が入ったレンズフードでネジが1つしかないのが、普通にたくさんあるのです。

それは、「minolta」の「D57KD」というフード。

画像の右側の方がよくあるので、普通に締め付けネジは1つです。しかし、左側の方は締め付けネジが2つあります。

で、その位置がちょうど反対側にあるんじゃなくて、微妙にズレているのです。

必要があって、後から誰かが付けたのでは?かもしれません。でも、その割には綺麗に加工されているし、ネジが2個とも同じ形をしているのです。

これはもしや!?間違って世に出てしまったものなのか?プロがメーカーに頼んで作ってもらったものなのか?そんな推測も出来てしまうのです。

 

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2018年9月21日 (金)

注意!!背蓋落下

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カメラの背蓋って古いカメラの中には蝶番(ちょうつがい)になっていなくて、外れてしまうものがあります。

上の画像の「プラクチカ FX」がそのうちの1台です。

オリンパスPENやニコンFなどみたいに、背蓋が底面も含めてガバッと外れてしまうタイプではあまり起きない事件なのですが、、、このカメラのように側面に背蓋を開けるロックレバーがあるのに反対側が蝶番になっていない場合、多くのカメラがそうであるように扉のように開くのかと思いきや、そうではないので~背蓋を落下させてしまうことがあるのです。

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それが怖いので、我楽多屋ではこのタイプのカメラを並べた時には画像のような「注意!!背蓋落下 蝶番になっていないので」などの注意書きをするようにしています。

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万が一の場合、仕組みを知らずに背蓋を開けようとして落としてしまった人に責任を負ってもらうのもかわいそうなので、極力こうやって書くようにしています。

ただ、これを書いている以上、軽率な扱いで落下させて破損してしまった場合などは、容赦なく対応させていただくこともありますのでご注意くださいませ。

 

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