我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年4月21日 (土)

湿板写真のすすめ

Nodayo

我楽多屋でも2年少々前に興味のあるお客さんを募って、体験企画を行なったことのある150年前と同じ撮影技法の「湿板写真」。

湿板写真体験企画第1回目のブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2015/12/post-f85e.html

湿板写真体験企画第2回目のブログ記事:https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2016/02/2-f8e2.html

指先に乗るようなメモリーにさえ保存出来て、コピーは無限大のデジタルに対して、湿板写真はガラス板に写し込まれた唯一無二の写真という存在感や、空気感漂う緻密な描写の味が独特で非常に魅力的な体験でした。

体験企画でお世話になったのは、日暮里の「Light&Place 湿板写真館」の和田さん。先だって湿板3周年を迎えられました。

最近は遠方から撮りに来られる方、江戸時代の本物の甲冑お持ち込みの方、結婚記念で来られる方などなど、利用者が確実に増えているとのことです。

個人的に素朴な疑問があったので、和田さんに聞いてみました。「結婚記念で湿板写真を撮る人って、それ以外にも普通にカラーやデジタルでも写真を撮ってるんですかね?」と。

すると、和田さんは「うちのスタジオに来る前に、日暮里の街中やどこか別の場所で撮ってから来る人も多いようですよ。うちで湿板写真撮ってる横からスマホやデジカメで撮っても構わないし」とのこと。

湿板は3年とはいえ、カメラマン歴は云十年の和田さんですから、そこらへんは大らかに構えていらっしゃるようです。

興味のある方、気軽に相談されてみてはいかがでしょう?気になるお値段は20,000円(税別)~。私は一度試す価値は十分にあると思います。上にリンクを貼った体験企画の1回目と2回目の記事を読んで参考にしてみてください。

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「Light&Place湿板写真館」

  • 住所/東京都荒川区 西日暮里3-2-1
  • 営業日/土日・祝日 :10:00〜20:00(予約制)
  • http://lightandplace.com

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