我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年2月18日 (日)

Utulensなるもの

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先日のこと、ご来店時には何か話題を提供してくださることの多いHさんが、肩から提げているカメラに付けているレンズが気になって仕方ありませんでした。

特にご本人からは何もアピールは無かったので、こちらからお声かしました。「そのレンズは何ですか?」と。

その正体は「GIZMOM Utulens」というレンズでした。

写ルンですのレンズを再利用した、ミラーレス一眼カメラ用レンズなんです。

レンズマウントはマイクロフォーサーズ、ソニーのEマウント、フジのXFマウント、EOSのMマウント、Nikon1マウント用と5種あるのですが、実はレンズ自体はL39のスクリューマウントで、それぞれL39→上記5種マウントへの変換アダプターがセットで付いているのだそうです。

それを聞いて、レンズ遊びの沼にハマるのを避けるべくミラーレス機を持っていない私の場合、LMリングを介してフィルムのM6でも使えるんじゃないのか!?と少し興味を持ちました。

ギズモードさんのサイトによると、「前面のレンズユニットは、ライカLマウントやL39マウントアダプターを使うカメラに使用できます。これらの使用方法はサポート外とさせていただきます。」とのこと。

また、本体前面のレンズ周辺部はお遊び感覚溢れるデザインのシールを貼れるようになっているようで、Hさんのにはレコード盤をイメージしたものが貼られていました。実はこの部分で大いに遊べそうですよねぇ~。

レンズスペックは、焦点距離32㎜、絞りF16固定、撮影距離1m~∞。

Hさんに撮影画像を見せていただきましたが、順光であれば必要十分な描写をしていました。ただ、ちょっと変な方向からの光があったりすると、下のように色味にも影響するようです。

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