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2017年10月31日 (火)

写真展「占領期の東京」

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本日31日から一番町のJCIIフォトサロンにて、「占領期の東京―写真家が見た 1945-1952―」が行なわれます。個人的に楽しみにしていた写真展です。

公式なアナウンスによれば、「16名の写真家が1945年から1952年に写した東京をごらん戴きます。傷痍軍人、住宅難、戦災孤児などの社会問題や、ストリップ劇場、剥製にした猛獣を展示する動物園、湯川秀樹、笠置シヅ子らの肖像、進駐軍兵士など、時代を活写した作品ばかりです。」とのこと。展示点数は約70点、すべてモノクロ。

自分が生まれる前の東京に興味を持ち始めたのは、実はここ数年。子供の頃など、戦中戦後のことについては恐怖のイメージの方が強くて、避けたい傾向さえあったくらいです。

話は少しだけ逸れますが、中古カメラを扱っていても「占領下の日本」を感じるものに出会うことがあります。それは、ボディやレンズに「MADE IN OCCUPIED JAPAN」と記された個体。

これはまさに前述の写真展同様、第二次世界大戦の敗戦後、日本がアメリカの占領下におかれていた時代に輸出するカメラにそう表記することを求めらていたのです。「MADE IN OCCUPIED JAPAN」とは「占領下の日本製」という意味。

 

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