我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 懐中時計型カメラ | メイン | ニコンピカイチ »

2017年2月10日 (金)

古い未現像フィルムを

16681649_1406362902739374_318092033

先日、常連さんにこう聞かれました。「買取りしたカメラにフィルムが入ったままだった場合、どうしてますか?」と。

そういうフィルムの処理方法について、なんかヤバいことを指摘されるのかぁ!?と思って、ちょっと警戒しながら(笑)、正直に「その場で気付けば、お客さんに確認しますよ。持って帰る方もいらっしゃるし、処分してくれという方もいます。後から気付いた場合には、何回かはフィルムをお返ししたこともありますけど、ほとんどはそのまま処分しちゃってます。」と答えました。

どうしてこんな質問をされたのかというと、どこかのサイトで古い未現像フィルムを集めて現像して、いいカットをアップしている人(団体?)があるというのです。

単にいい写真もあるのでしょうし、人や街など文化的歴史的な意味でも貴重な写真が出てくることもあるのでしょう。

さて、この質問をされた時点で、その前の日にがらくたを含めて買取りした中にあったコンパクトカメラにフィルムが装填されたままのが2台ありました。フィルムの銘柄からして15年~20年くらい前のものでしょうか?その2本を現像してみることにしました。

果たして、その結果は、、、1本は未露光でした...。が、もう1本には10数枚、家の窓から撮った花や部屋の中など、当時の持ち主の日常であろうカットが写っていました。

43720004

43720013

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。