我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年1月 3日 (火)

ミノルタSR-2

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先月、ミノルタの「9」について話題にしました。「7」にはエースナンバー的な意味合い、「9」には最上級機的な意味合いが~そんな傾向にあると。

ただ、ミノルタの場合、機種名に付く数字にはなんか不思議な部分もあるんです。

ミノルタ一眼レフの最初期をオンタイムで知っている人なら覚えているのかもしれませんが、私と同じ世代かそれ以降からみれば、最初期のミノルタ一眼というと「SR-1」のイメージを持っていると思うのです。その後に「SR-3」や「SR-7」も出ていますしね。

が、実際は一番最初に出たのは「SR-2」(1958年)なんです。この機種があまり出回っていないから、目立たなくて余計にそう思ってしまうのかもしれません。そして、1年後の1959年に1/1000秒を省いた廉価版として「SR-1」が登場します。

でも、ミノルタもややこしいことをするもので、アメリカの宇宙船「フレンドシップ7号」にあやかって、SRシリーズでは4と5と6を飛ばして「SR-7」を出してくるのです。ただ、SR-1にたびたび行なわれたマイナーチェンジも含めれば、7番目に登場したのが「SR-7」だとも言うのです。

それは、ハイマチックでもそう、初号機「ハイマチック」の次に出るのがいきなり「ハイマチック7」。

 

☆新年は5日(木)から通常営業いたします。

 

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