アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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2017年1月

2017年1月31日 (火)

O-product

バブル期に発売された、限定品のオリンパスコンパクトカメラ2種。てっきり、すでに紹介しているものと思っていたら、1991年発売の「Ecru(エクリュ―)」しかしていませんでした。

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白い外装はまるで家具か何かのようにも見え、どちらかというと女性に好かれそうな雰囲気の限定2万台。

 

で、この「O-product」は、1988年発売で国内1万台海外1万台の合計2万台が製造された模様です。

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こちらは金属質な未来的雰囲気で男性っぽい雰囲気。外装はアルミニウムとのこと。

先日、こんな感じで撮ったら、まるで月面着陸したカメラのように見えたので、おおっ!と思ってしまいました。

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面白いなぁ~と思うのは、デジタルカメラが出現する前に、こうやって既存のカメラとは違う雰囲気のカメラが限定とはいえ、世の中に出る機会を得ていたのに、、、最近のデジタルカメラはそういう形状をしている必要が無いのに、何故かフィルムカメラ時代の既存のイメージを踏襲したデザインのものが多いんですよね。

 

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2017年1月30日 (月)

ダイモテープXA

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元オーナーは、オリンパスXAシリーズのヘビーユーザーでしょうか!?

限定色だったか?「アーバンホワイト」というけども、ほとんど灰色のXA2と、わりと数の少ないXA3(XA2にDX機能、クオーツデート機能、ISO1600対応したマイナーチェンジ版)。

ともに、かなり使い込んだ痕跡があるうえ、どういうこだわりなのか、ともにシャッターボタンがボディの近似色に塗られています。

そして、裏蓋にはダイモテープで、しっかりと住所とネーム入り。

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なんだか、2台揃うと貫禄感が倍増する2台です。

 

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2017年1月29日 (日)

型名は110だけど

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このような蛇腹式のスプリングカメラは、そのほとんどが使用フィルムは120などのロールフィルム。

これは1954年頃のイギリス製で「G.B-Kershaw110」というカメラ。

110といえば、ポケットカメラ用として1970~80年代に流行ったカートリッジ式のフィルム。10年近く前のブログ記事ですが参考に→http://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/05/110-aa21.html

まさか、このカメラに使うフィルムが時代考証からしても110フィルムであるわけがないのですが、裏ぶたを開けてみると、そこに120フィルム使用であることを示すシールが2個も赤色で貼られているのが面白い。

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1枚はフィルムメーカーのイルフォードが「recommend」と、うちの120フィルムを推奨しますのシール。もう1枚はイギリスメーカーのG.B-Kershaw製であること、使用フィルムは120オンリーであることを示すシール。

 

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2017年1月28日 (土)

PETRI M35

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コニカC35は1968年に発売されて、大ヒットしたカメラです。ヒットすれば真似されるのはどんな世界でも同じこと。

コニカC35を意識したような似たカメラはいくつか存在しています。このブログで紹介したことあるのは、「マミヤ135EE」。それと、「コシナ35」、こちらについては、リンク先の記事にコシナ社長談も載っています。

今回、発掘されたのは「ペトリM35」。巻上げレバーこそ、私の好きなペトリカラー35と同じような形状で背面上部にありますが、それ以外は、コニカC35系。

また、これはコシナのOEMじゃないか~という説があったので、検索してみたところ、「コシナコンパクト35E」というカメラに酷似していました(巻上げレバーの位置も)。

こういうOEMの実態というのは不明な部分も多いので、こうやって、「どうなのかしら?」と考えているのが一番楽しい。

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あと、ペトリM35の「M」が何を意味しているのかが謎です。このカメラ、EEカメラでマニュアル露出が可能になる切り替えもないので、マニュアルの「M」ではありません。もしや、真似の「M」ですかっ!?ちなみに、コニカC35の「C」はコンパクトの「C」であると言われています。

 

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2017年1月27日 (金)

REVUE FLEX

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REVUEブランドのカメラ、今までに何回か、いや何回も目にしてきました。そのほとんどが日本製で、チノンやペトリなどがOEMで海外向けに造ったものだろう~程度にしか認識、いや、その度ごとに調べたり、教えてもらったりしていたかもしれませんが、キッチリと記憶されていません...。

でも今回は備忘録的に話題にしておきます。

この「REVUE FLEX 2000CL」は日本製です。たぶんチノン製と思われます。レンズマウントはスクリュー式プラクチカマウント(M42)。

で、「REVUE」というブランドは何モノなのか?

ドイツのカタログ通販会社「Quelle」で扱うカメラのブランド名だそうです。このブランドはプラクチカを造っていたペンタコンからOEM供給されていた時代もあります。

さて、このREVUE FLEX 2000CLの印象的な部分は、他は普通にありがちなシルバーボディなのに、軍幹部の上面の大部分が黒くデザイン処理(多分黒いプレートが貼られている)されているところです。

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明日はがらくた市

明日28日土曜日は第四土曜日なので、我楽多屋の「がらくた市」。

今月は長徳先生トークショーを行なう通常開催のがらくた市です。トークショーの内容には、多分ライカM10の話題も出ると思われますねぇ。

念のため、今月は立ち飲み処「我楽多家」はオープンしませんので、悪しからず...。

以下、当日のタイムスケジュールを記しておきます。

  • 午前10時    : 開店
  • 午後2時    : 全品1割引サービス開始
  • 午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
  • 午後7時    : 閉店

トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は極力ご遠慮願います、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですので、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。

2017年1月26日 (木)

フェドなんかをM型ライカに付けるとき

まだまだ修行が足りていませんでした...。ヒアリングミスで以下のような展開で問題解決までに時間を要してしまいました。 

先日来、某常連さんから、ロシアのフェド28㎜にMリングを介してM型ライカに付けようとすると、フォーカシングノブが当たってうまく装着できない旨の相談を受けていました。

レンズの個体差なのか、Mリングの形状差なのか、はたまた何なのか、答えを出せないままでした。

が、SNSで他の常連さんが、「フェドを無限遠にロックしちゃうと回らないので、ロックに入れないで取り付けています」とのコメント。

あっ!これのことか!と気づきました。実は自分もロシア製の偽エルマーをライカM6に付けるときに、それをやらないとフォーカシングノブとフレームセレクトレバーが干渉(下の画像参照)するのでロックせずに回していました。

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ただ、そのような方法でレンズ自体をボディにキッチリと装着しても、フォーカシングノブは結局ほかの部分に干渉して無限遠までは行かないのです。下の画像のように20フィート(6メートル)くらいまで。

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でも、少し絞って被写界深度を深くして使えば何とかなります。このM6と偽エルマーの場合、絞りを「8」にすれば、3.5フィート(約1メートル)から無限遠までカバーしてくれるんで(下の画像参照)、実用上はまず問題ナシ。

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2017年1月25日 (水)

「ル」の字が

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、西麻布。

時々バスで出勤するときに車窓から見える、気になるビルがいくつかあります。車内から写真を撮ることは難しく、いつか歩いて行ってみようと思っていました。その中のひとつが、このビル。

それなりに古いビルのようですがまだ現役のよう。ただ、ずいぶんと前から、ビルの「ル」の字が傾いたままで、その全体のたたずまいも相まって何かもの悲しい雰囲気が出ているので気になっていました。

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2017年1月24日 (火)

赤王

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先週から我楽多屋のウインドウに並べている「Exa」です。数日前に少し話題にしました。その標準レンズについてです。

お客さんのご指摘があって知ったのですが、このテッサーには赤文字の「T」じゃなくて、赤文字の「」みたいなマークが付いています。

赤文字の「T」は、カールツァイス独自の透過率を上げるためのTコーティングされたレンズであることを示すもの。見掛けることも多いですし、ご存知の方も多いでしょう(下の画像で後方に写っているの)。

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じゃあ、赤文字の「」は何なのか?

非常に資料が少ないのですが、アポクロマート加工されたレンズであることを表すマークだというのです。アポクロマートとは、赤・青・黄の色彩三原色の3色について厳密に色収差補正を施したレンズのことらしいです。

」みたいなマークの1本の縦線はレンズをイメージし、そこを三原色をイメージした横3本線が通過しているのだとか...。

この赤「」印のレンズは希少だそうで、お恥ずかしい話、これは全くの初耳でした。

 

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2017年1月23日 (月)

ヤシカ44 LM

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いい大人が甘えたこと言っちゃいけませんが、コンパクトで軽いカメラに慣れてしまうと、二眼レフを持ち出し持ち歩くことは案外と重労働であることに気付いたりします。

白状しますと、昨年の夏にフィルムを入れたローライフレックス、まだ撮りきってなくて放置しています...。

同じ二眼レフでも、127判フィルムを使うヤシカ44あたりなら、かなりラクそう。

フィルムの入手が厳しくなっていますが、ネットショップのかわうそ商店さんでは、ほぼ常時入手可能です。以前は我楽多屋でも取り寄せて販売していたのですが、最近ちょっと取り寄せるのをサボってしまっています。

2種類あるヤシカ44。ローライフレックス4×4を模していると問題にまでなった、1958年登場のオリジナルモデルは比較的シンプルなデザインでしたが、1959年に登場したこのLMは、その影響もあってデザインを変更した上に、セレン式露出計を内蔵したために、ちょっと独特なデザインになっていますが、それがメカメカしさを醸し出していて魅力的でもありますね。

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