我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年7月

2016年7月31日 (日)

bessy k

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126フィルム(インスタマチック)を使うフォクトレンダーのカメラ「bessy k」です。

フォクトレンダーに126用のカメラはどうやら5機種程あるようですが、どれもかなり珍品だと思います。「フォクトレンダー bessy k」で検索しても、ちょっと見たところ、日本語のサイトは出て来ませんでした。

それでも今回、その稀少さだけでは話題にしなかったと思うんですが、このカメラのこんな所にビックリ箱みたいなものを発見してしまったのです。

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ここに、MFのフラッシュバルブをセットして発光させることが出来ます。開ける部分も地味だし、操作が固めなので開けることが出来ずに気付けないレベルかもしれない。

ただ一つ気になるのは、ここにバルブをセットしてカメラを構える時、左手はどこでホールドしたらいいのか?ってこと。試しに持ってみましたが、とても窮屈になってしまうのです。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2016年7月30日 (土)

スピード・ローディング・システム

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1970年シユミツト版「ライカM4」のカタログにあった、「スピード・ローディング・システム」について書かれたページのイメージフォトがこれでした。

「寒い場所でフィルム交換する場合、手袋をはめたままで支障ありませんし、片手がふさがっていても不便を感じない程です」との記述も。

たしかに!改めて思うにM型ライカのこのシステムって、簡単ですよね。

一番多いと思う、背蓋を開けて巻上げ軸の溝にフィルムの先端を差し込む~方法と大して違わないようにも思えますけど、これはフィルムを落とし込むという一連の動作の中で完結しますからね。

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そういえば少し前のこと、古いフィルムカメラのフィルムの出し方が分からない~という電話がありました。結局は買取り依頼の電話だったんですけども、フィルムをカメラから出してお持込みになりたかったようです。近頃のチェーン店系の写真屋さん(といっても既に稀少ですが...)は、フィルムの装填をお願いしても装填ミスの責任を気にして、やってくれないらしいですからね。

買取りの際は、フィルム入ったままでも構わないです。カメラによっては電池を入れないと巻き戻さないカメラもありますから、そのまま持って来ていただいて大丈夫です。ほとんどの方がそうですが、必要無ければこちらで処分します。

あぁ、そういえば、もうずいぶん前にそれは歴史級(戦前もの)の現像済フィルムを処分して、長徳先生に怒られた!?こともあったな...。この話は、まもなく発行の「我楽多屋で買ったモノMagazine」の200話の中に書かれていたはず。

 

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2016年7月29日 (金)

我楽多屋で買ったモノMagazineの購入方法

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我楽多屋買ったモノ・マガジン200回達成記念、「我楽多屋で買ったモノMagazine~長期連載17年間の200話を一気掲載~」200部限定販売についてお知らせします!!

8月から発売開始です。

内容は題名通りですね。アローカメラ&我楽多屋のウェブサイト上で毎月1回更新、17年間に渡って続いている田中長徳先生の「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」。ウェブ上では過去3話分しか読むことが出来ませんが、これは1話から200話まで、長徳先生が我楽多屋で買った数々の濃い~品々をまとめて読むことが出来ます。

この冊子、我楽多屋で使っている品物を入れる茶色い紙袋をイメージして作りました。また、大雑把にクリップ留め。この雰囲気からして我楽多屋チックになっています!?

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お値段は2,980円(税込)。通販をご希望の方は、送料及び手数料込みで3,500円(税込)です。

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アローカメラ地下出版局にて順次内製しておりますゆえ、店舗に在庫が無いこともありますので、ご了承ください。また、通販利用で代金先払いの方が優先的に納品になることもご理解ください。7月末に先行販売した10部については、おかげ様で即完売となりました。これから販売分につきましても、申込みが集中しますと作成が追いつかないことも予想されます。ご来店ご購入の方も、事前に在庫確認いただくなど、よろしくお願い申し上げます。

また、通販ご希望の方は、arrow.noda@nifty.comあてに、お名前・住所・電話番号・メールアドレスと購入希望の旨をお知らせください。こちらからお振込先などのお知らせメールを返送いたします。

以上、よろしくお願い申し上げます!!

 

 

SONY

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SONYがカメラを製造販売していることに抵抗を感じている人もかなり減って来ていると思います。

ソニーのカメラ事業は、2006年にコニカミノルタから受け継がれたものです。10年ひと昔~ってやつですかね。

かつては、そのコニカミノルタって長いブランド名に抵抗を感じていた人も多いはず。このブランド名でカメラを扱っていたのは、たった3年程でした。もともとは、「コニカ」と「ミノルタ」ですからねぇ。

そういえば、今やすっかり「みずほ銀行」が板についていますが、かつては「富士銀行」ですし、引き出しから出て来た「三和銀行」のカードを見て、これって今はどこの銀行だっけ?と、すぐに分からなくなってきています。

さて、そんなことを思い巡らすキッカケになったのは、画像の「SONY」の派手めなストラップ。これは、「コニカ」が「コニカ」で、「ミノルタ」が「ミノルタ」であった時代のSONYのビデオカメラかなんかに付いていたストラップだと思います。

 

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2016年7月28日 (木)

i-Zone

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ポラロイドのシャオ(xiao)ってカメラはよく覚えています(1998年発売)。専用のフィルムを使うカメラで、ちょうどプリクラが流行し始めた頃に売られていました。

小さなプリントが、1995年に登場して1999年頃に第1次ブームを迎えたプリクラのようだなぁ~と思ってたからです。

しかし、この「i-Zone」は知りませんでした(覚えていないだけかも...)。シャオと同じフィルムを使うんですが、私の知ってるシャオとはカメラのデザインが違います。

で、その名前と言い、初代のi-Mac(1998年発売)を意識したようなデザインをしています。i-Macのスケルトン部分に何色か用意されていたように(1999年追加)、このi-Zoneも何色かあって、その部分だけ交換出来るようにもなっています。どうやら、それゆえi-Zoneの中でも「コンバーチブル」というモデルのようです。

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さて、このi-Zoneの発売時期が正確につかめていないのですが、2001年頃のようです。プリクラ、i-mac、i-Zoneとすべてが2000年前後の話、リンクしてそうですね。

 

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2016年7月27日 (水)

マミヤ・オーピー

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋ともに定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、神田錦町。

別件で神田錦町へ用事があって行きましたが、その至近のビルに「マミヤ・オーピー」があって、エントランスのウインドウの中にマミヤのフィルムカメラが数台飾られていました。画像ではガラスに外の景色が映り込んでしまって、ほとんどカメラは見えていません、、、すみません。

気になったので、不確かな記憶を整理するために確認しました。

現在のマミヤ・オーピーって会社には、カメラ事業は一切ありません。もともと、カメラの「マミヤ光機」と、釣り具の「オリムピック」が合併して出来た「マミヤ・オーピー」ですが、今はカメラも釣り具も扱っていないのです。

現在、マミヤデジタルイメージングという会社にカメラ事業は譲渡されていますが、その会社はもともとコスモデジタルイメージングという別の会社でしたし、釣り具の事業は現在、オリムピックという会社にありますが、これも現在のマミヤ・オーピーが釣り具事業を撤退する際に、新たに立ち上がった別の会社。

なんか複雑ですね。。。

でも、今でもカメラを本社の1階に並べているものの、現在の事業はこういうものだそうです→http://www.mamiya-op.co.jp/products/

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2016年7月26日 (火)

フラッグシップ機の型名表示

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先日、買取り依頼のあった品物の中に、ニコンフィルム一眼のフラッグシップ機「F5」と、ニコンデジタル一眼のフラッグシップ機「D3」がありました。ともに現行品ではありませんが。

そして、見た目に決定的な違いがあるのに気付きました。「F5」はその型名を左胸に記しているのに対して、「D3」は右胸に記しているのです。

ニコンファンではありませんし、商売柄(買取りとがらくた販売)、店のウインドウにフラッグシップ機が並んでいるようなことはほとんど無いので、あまり気付く機会も無かったのです。

そこで、短絡的に考えたのは、そうか~フィルムフラッグシップは左胸で、デジタルフラッグシップは右胸なのか~!と。

が、それを話題にしようと思って他の機種の画像を確認して、それは見当違いだったことに気付きました。

フィルムフラグシップの「F」~「F6」の中で、「F」と「F2」はボディの胸にあたる部分に型名表示が無いので除くとして、左胸に型名を記しているのは「F5」だけなんです。

そして、デジタルフラッグシップはどうなのか?というと、「D1」だけは「F5」と一緒で左胸なんですが、それ以外はみんな右胸なんです。

ということは、フィルムもデジタルも混ぜこぜにして、左胸に型番を記しているのは、「F5」と「D1」だけだったんです。

それは、登場時期から推測してもそうですが、「D1」は「F5」をベースに造られていると言われているのを思い出しました。

じゃぁ、何で?という疑問は、世界的大メーカー・ニコンのフラッグシップ機たるもの、同時期のこの2機種だけ、何で型名表示の位置を変えたの?って点。ある意味で、ニコンというこだわりのメーカーさんらしくないよな...と思ったのでした。だからと言って、それがカメラの性能などに直接影響することは殆んどないでしょうから、どうでもいいことなんですけどね。

 

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2016年7月25日 (月)

ガラクタヤGO

こういう宣言をしてしまうと、プラス面もマイナス面も含めてどう思われるのか不明だし、あまり考えたくもないのですが、私 二代目、話題の「ポケモンGO」には現時点で全く興味がありません。

事故が起きようが、楽しみたい人が自己責任で楽しむ分には全く問題ないと思うのですが、どうもマスコミとかが過剰反応し過ぎのような気がします。今までだって、歩きスマホで事故は同じように起きているのだろうし。

さて、一昨日のがらくた市、長徳先生がトークショーの中で「ポケモンGOと我楽多屋」というテーマのもと、過去に一晩だけハマったというインベーダーゲームの話も持ち出されながら、「ああいうのはまったく何も生みださないのでやめた」というフレーズを言われたところ、お集まりの皆さんも納得の表情をされていました。。

そのフレーズがとても印象的だったので、ここからは私の考えです。

それに対して、我楽多屋での買い物。人それぞれいろんな利用をされていらっしゃると思いますが、「思いもよらぬ掘り出し物を見つけて勢いで買ってしまったり」、「有ったら便利だよなぁ~的な品物を探しに来られたりされている」のだと思います。そこには、自分なりの楽しみへの発想があって、これをこうして使ってやろう~的な、さらなる発展性もある買いの楽しさを味わっていただいてるものと思います。

結果として、使わずに置きっぱなし~とか、勢いで必然性の無いものまで買ってしまった~なんて、話もたまに聞くには聞きますが、まぁ~それはそれで、買うまで楽しめたわけですから(笑)!

それに、GETしたモノはスマホの中じゃなくて、あなたの手元にいつまでも残るんですから、いつかそれを活かす活かせる楽しみも残されているわけです。

てなわけで、ガラクタヤGO!

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2016年7月24日 (日)

偶然なのか必然なのか

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今日の話題は多分に偶然性をはらんでいるかもしれない話題を、あたかも確実性の高い話題のように書き進んでいくかもしれませんので、解釈にはご注意ください。

結論を先に言うと、「さすがNikon」なんです。

少し前にまとまった数の双眼鏡をカメラ・レンズと一緒に買取りました。でも、ザっと見た状態からして、ジャンク寄りなモノばかり...。知らないブランド名のモノがほとんどでしたが、中にNikonとCanonの双眼鏡が1台ずつありました。

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その2台は後回しにして、そう、美味しいものは後で食べる質なのです、私 二代目は。それ以外の双眼鏡からザックリと検品始めました。カビが生えているモノ、クモリが出ているモノが半数以上、どこかしらガタが生じているモノもある。

で、ラスト2。まず、キヤノンの「7×50 7.2°」。レンズの中もまずますキレイ、よしよし。

ついにラスト1。ニコンの「7×50 7.3°」。凄いキレイ。

これ、いろいろと考えてみるに、元のオーナーさんがどういう扱いをされていたのか不明ですが、もともと高価(といっても新品で買ったのか中古を買ったのかも不明ですが...)な双眼鏡は大事にされていたのか?使っていたのか?それとも、やはりキヤノン、ニコンあたりの双眼鏡はシッカリ造られていて、カビやくもりにも強いのか?どっちも合っていて、これらの相乗効果なのか?などなど。

でも推測するに、手放される前の何年かは仕舞い込まれるなり、それなりにぞんざいに扱われていたのが、その状態から見えるのです。

今回に限らず似たようなことは案外あって、これは偶然性だけでなくて、確率的に高いお話しとして、ニコンの製品に良い状態を保っているモノが多いのは、それを保てる高品質の製品が多いと言っても過言ではないと思うんですよ。

 

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2016年7月23日 (土)

我楽多屋で買ったモノMagazine

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ついに完成!!

数ヶ月前からお知らせしていました、アローカメラ&我楽多屋ウェブサイト内で毎月連載している田中長徳先生の「我楽多屋で買ったモノ・マガジン」200回達成記念企画。題して、「我楽多屋で買ったモノMagazine-長期連載17年間の200話を一気掲載-」が完成しました。

200回記念なので、200部限定で販売いたします。詳細は近々にお知らせしますので、お楽しみに!!

また、本日(23日)のがらくた市に滑り込みセーフで10部完成しましたので、店頭で先行販売(税込み2,980円)します。

この冊子、我楽多屋で使っている品物を入れる茶色い紙袋をイメージして作りました。また、大雑把にクリップ留め。この雰囲気からして我楽多屋チックでいいでしょ!?

中身は長徳先生が我楽多屋で買った数々の濃い~品々が紹介されています。ウェブ上には過去3話分しかアップしていませんので、読み逃した方も17年分を存分にお楽しみいただけます。

 

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