我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年5月27日 (金)

フィルム入ってるね

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先日のこと。買取りのアローカメラから我楽多屋へやって来た、アサヒペンタックスSPのジャンク系もの。

動作チェック始めて早々、1回目の巻上げレバーの操作で「あっ、フィルム入ってるな」と思い、2回目の巻上げ時に、連動して巻き戻しクランクが回転しているのも確認しました。

そこで、チェックを中断していたところに買取名人がやって来て、「状態いいでしょ」とか言いながら、一度フィルムを巻き上げて、「あっ、フィルム入ってるね」と。

フィルムカメラ好きなら、「そのくらいの感覚は分かるよ!」という人が多いと思います。でも、デジタル世代や、カメラに詳しくない人には、「凄い!」と思われるかもしれません。

さらに突っ込んで説明すると・・・、カメラによっては、フィルムが入っている時と入っていない時の巻上げ感に、大きな差があるものと差が無いものがあるので一概には言えませんが、巻き上げただけで「フィルム入ってる感」を感じるためには、そのカメラにフィルムが入っていない時の感覚を知っていることも情報の一つ。

じゃあ、フィルムが入っている時と入っていない時の差は何なのか?というと、巻上げレバーに感じられる抵抗感や、フィルムが送られている振動などなど。

グダグダ書きましたが、そんなに難しいことではありません。「?」と思われた人は是非、試してみてください。

でももし、人のカメラを扱う時にはこの感覚がどうのこうのいう前に、フィルムが入っているか、入っていないか、事前に確認するのがマナーですからね(^-^)。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。