我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2016年4月

2016年4月30日 (土)

黄金週間向けシャッター

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いよいよ、昨日から黄金週間突入しましたね。

アローカメラ&我楽多屋は、5月3・4・5日の3日間を休業させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。

ちなみに、アローカメラの買取り業務につきましては、事前にご連絡いただければ、上記休業中の予約も受付けます。フリーダイアル0120-811-698の買取名人宛てにお願いします。

さて、一昨日木曜日のこと黄金週間前日、ロシアカメラのキエフ88が入って来ました。

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ご存知の方も多いと思いますが、スウェーデン製ハッセルブラッド「1000F」のコピー機と言われてます。

元になった「1000F」自体が、そのフォーカルプレーンシャッターにトラブルが多いと言われる機種ゆえ、ロシア製コピー機との比較云々自体がどうなんだろう?という気もしますが、操作感や質感の差の大きさは、やはり歴然です。。。

ただ、今回「タイムリー!」と思ったのは、マガジンを外してあらわになった金属製のシャッター幕が金色に輝いていて、『ピッタリ黄金週間向けじゃん!』って、「呼び」だったこと(笑)。

マガジン2個、ファインダー2個、フード、バッグなどセットになってます。ガシガシ使うと、本当にガシガシパシャパシャ音を発しますが、黄金週間の撮影にいかがでしょうか??

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

 

2016年4月29日 (金)

フルとハーフのハイブリッド

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カメラ好き人類にとって、フィルムとデジタルのハイブリッドは夢のカメラの一台かもしれませんよね。今まで、そういう話題に注目が集まることが多かったのも事実です。

さて、このコニカ「オートレックスP」(1966年)という一眼レフは、フルサイズとハーフサイズのハイブリッドカメラなのです。

以前に、ブラックボディの「オートレックス」(1965年)で話題にしたこともありますが、今回のは内蔵露出計とEE機能を省略した、「P」というモデル。フルとハーフのハイブリッドな機構は同じです。

コニカって、実はこれらの機種の数年前の1959年、レンズシャッター・レンジファインダー機「ⅢM」という機種で、途中切り替えは不可能だけども、フィルム室にマスクを装着することで、ハーフ判撮影も可能にしたカメラを世に出しているんですよね。その「ⅢM」では、ボディ前面にある招き猫の腕型の巻き上げレバーを一回操作ならハーフ分の巻き上げ、二回操作でフルサイズ分の巻き上げとすることでフィルムの送りは対応していました。

後から登場した、このオートレックスの場合、フィルムの送りについては、ボディ上面にあるフル・ハーフのレバーを切り替えることで対応。切り替え前後に、ちょっとした作法が必要になりますが、以降は巻上げレバーの操作は同じでありながら、カメラの内部でフィルムの巻き上げ量を勝手に調節してくれます。

前回話題にした時も分からずじまいでしたが、そこまでして、途中切り替えにこだわった理由って何なんでしょうね!?

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*切り替え前後の作法とは~、「ハーフ→フル」にする場合は巻き上げてからレバーをフルへ、「フル→ハーフ」にする場合はレバーをハーフにしてから巻上げと、操作順が逆になるのです。

 

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2016年4月28日 (木)

MY HEART

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「どうでもいい~」と言ったら失言になるかもしれませんが、どう見てもトイカメラの範疇のカメラのデザインに、ある意味でとてもビックリしてしまいました。

我楽多屋に多く集まる、「機械式金属系カメラ」好きな方に限らず、もっと広い分類のカメラ好きな方に聞いても、このカメラのようなデザイン的発想はまず出て来ないでしょうね。

カメラ前面が二重構造のようになっていて、カメラ本体との間に少し空間を持たせて透明な素材で覆われています。そこに小さなハート型のプラスティックを幾つも詰め込んで封をしてしまっているのです。で、カメラを振ると中でカチャカチャ動き回るような状態…。

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こんなのふつう考えられますか!?

別にハート型でなくても、星型でもいいし、動物の形をしてたっていいかもしれません。忍者好きなら手裏剣の形をしててもいいです。

まぁ、何であれ、カメラの表面に好きな柄物のシールを貼ったりするレベルではなくて、周りに空間を作って侍らせてしまう~なんて発想にビックリです。

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2016年4月27日 (水)

私鉄沿線

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったとこ」は、つつじヶ丘駅の夕焼け。

私は2つの小学校に通いました(*厳密には1年生1学期だけ四谷の小学校だったので、それを含めると3つ)。低学年時代は調布市飛田給で、高学年時代は調布市つつじヶ丘で。

どちらの学校も、通学路上で京王線を越える必要がありました。郊外の私鉄沿線の生活だったわけです。

小さい頃は家に帰るのが早かったのもあるのでしょうか、、、こういう夕焼けはより高学年時代を思い出します。

でも、いまだに小道のすぐ横にホーム停車中の電車が見えて、空も広い郊外駅の佇まいが残っていることにホッとしました。

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2016年4月26日 (火)

春の珍事!? 2連発

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先週の金曜日のことでした、Facebookページにはつぶやきましたが、我楽多屋が2階に移動してから初めて(~というので4年以上ぶりに)ご来店されたお客さんが、少なくとももう半年以上はウインドウの中に長居を決めこんでいたトプコンRをお買上げくださいました。

その1時間後くらいに、ご来店されたお客さんは継続してご来店いただいていて、1ヶ月に1回くらいはお見えになっている方なんですが、「トプコンのRか何かありましたよね?あれは売れてしまいましたか?」とお声掛けくださいました。

「いまさっき売れてしまったばかりですよ!」と言うと、「うちにファインダーの汚いトプコンRがあってね…、それで、少し気になったので来てみたのだけど...」とのこと。なんとタイミングの悪い残念なパターン。でも、今までに何回かご覧になってたはずなのになぁ。

そのお客さん、再び日曜日にご来店されました。金曜日に気になられていた、コンタフレックスの交換マガジンの現物合わせをするために、ボディをご持参くださいました。合せてみたところ、ダメ。

後から調べてみると、前期型と後期型があって、お客さん持参のコンタフレックススーパー以降のボディには後期型が合致するとのことが分かりました。我楽多屋の在庫にあったのは、前期型のマガジンだったのです。これも残念な結果でしたが、それが予想されたから、現物合わせを考えていただけたわけで、致し方なし…というところでしょうか。

そして、どうやら、もう一つ気になっていたカメラがおありだったようで、「ペンタックスSLは売れちゃったみたいですね...ファインダーがキレイだったやつ」と。

「あぁ、それは前日の土曜日(がらくた市)に売れちゃったんですよね(>_<)」。でもあれ、ファインダーがとびっきりキレイなわりには数ヶ月売れずに残っていたんだけどなぁ。今回もタイミング悪いですね...残念。

そのお客さんはとても丁寧な方だし、このタイミングの悪さはお客さんに非があるようには思えない。。。時には、冗談で「日頃の行ないが悪いからですよ~」なんて言ってしまうこともあるんですが。

考えるに、この1週間くらい、私自身がいろいろツイていないので、その負の連鎖にそのお客さんを誘い込んでしまったのかもしれません。。。大変申し訳ございません。。。

 

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2016年4月25日 (月)

意外と渋いのね

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ミノルタ・フィルムAF一眼レフ入門機の最後期モデル「α-SweetⅡ」(2001年発売)。

普段見かけるのがほとんどシルバーボディだからなのか、このブラックボディ、直線基調のデザインが強調されて、かなり精悍な印象です。

そんなキッカケでジックリ見てみると、イラストによるモード表示は、やはり入門機なので仕方ないとして、カッチリとしたダイアルや、シャッターボタンやダイアルの前面に縁取りで使われている銀色も上品な印象。

このブラックボディの場合、目を凝らして見ないと分からないのですが、α-SweetⅡ」のネーム部分だけ、濃い茶色ぽい下地になっています。

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また、見た目だけでなくて、ニコンの入門機最終版だった「u2」もそうであったように、性能的にも中級機と肩を並べるレベルでした。

あと、αブランドがソニーに移ってから登場したカールツァイスの名を掲げたαマウントレンズの中には、ボディとの相性でAFが効かないものもあるのだそうですが、このSweetⅡはその心配もないのとのこと。

 

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2016年4月24日 (日)

突然「パンッ!」って(゚д゚)!

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一昨日の閉店後、物々交換でやって来たジャンクカメラの動作チェックを20台ほどしている最中のこと。

あるカメラの電池蓋を開けて中の電池を取り出そうと、カメラを傾けたのに電池が出て来ない。カメラの底面を軽くトントンと叩いてみたけど、ダメ。

で、先の細いマイナスドライバ―でこじってみようと、片手をドライバーが置いてある方向に伸ばした途端、「パンッ!」って破裂するような音がして、電池が私の顔の右横を通過して、どこに飛んで行ってしまいました。

いやぁ~ビックリしました(゚д゚)!

カメラの動作チェックをしていて、こんなに驚かされたのは初めて。

まぁ、冷静に考えれば「パンッ」って破裂音だって鼓膜が破れるほどの音量ではないのだけども、まったくの想定外ですからね。それに、私の場合はメガネを掛けているから大丈夫だろうけど、顔の右横じゃなくて、目に向かって飛んで来ていたら、その距離30cmも無いような至近距離ですからね。

犯人はコイツ!ヤシカ「FFT」って一眼レフです。

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2016年4月23日 (土)

写ルンです30周年、勝手に記念革ケース

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少し前に、この発想はアリ!!なんでないの!?と思った~写ルンですの底ケース。

写ルンですをそのまま使うのは個性的でないし、じゃあ、貼られてある化粧紙を剥がして貼り革みたいなのを貼るってのは、1本取り終わるたびに同じことをするのは大変だし経済的にも良くない。なら、何度でも使い回せる底ケースならアリでしょ!って。

で、自分でいい加減に作ったのですが、厚紙に貼り革シートを貼り付けただけなので見栄えが良くないし、耐久性も乏しそう。ここまでの経緯は、3月31日付ブログで報告済み

そこで、最近、革バッグやケースを自分で作っている~というお客さんに、実はこっそりと作成を依頼していました。

ちゃんとした革製ですよ、聞くところによると、「栃木レザー」っていうブランドものらしいです。ストラップ用の吊り環も付けてもらったので、首から提げて持ち歩けますですよ!写ルンですを。

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2016年4月22日 (金)

LUCKY COLOR

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わりとあか抜けたデザインのこのフィルム。中国企業製造のフィルムです。

1958年からフィルム販売をはじめ、中国最大のフィルム製造企業になります。一時期はフィルムの国内市場の20%ものシェアを占め、フジ、コダックと並ぶほどだったとか。

が、デジタルの普及の中、市場縮小による大量生産が不可能になり、2013年フィルムの製造をやめてしまいました。

そう、日本で最初にカラーフィルムを販売した小西六(のちのコニカ)も、フィルム事業を撤退して早ちょうど10年が過ぎましたね。

その時のショックは大きいものでしたが、その旨の発表がされた直後にすかさず、フジフイルムが発表したコメントが印象的でした。今でも心に響いています。

 

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明日はがらくた市

明日23日(土)は我楽多屋の「がらくた市」です。

ちょっと早いような気もしますが、今月は土曜が第5まであるからですね。「がらくた市」は毎月第4土曜日開催。

今月も田中長徳先生トークショー行ないます。先月は花見に行ってしまった人が多かったのか、少~し参加者少なめでした。参加費無料ですので、午後2時半から1時間半、狭い店内ですが、座り聞きOKですのでお越しください。

では、当日のタイムスケジュールを以下記しておきます。

  • 午前10時   : 開店
  • 午後2時   : 全品1割引サービス開始
  • 午後2時半~ : 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
  • 午後7時     : 閉店

★トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物は極力ご遠慮願います、ご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですので、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。