我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年12月 3日 (木)

Ecru(エクリュー)

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このカメラ「Ecru(エクリュ―)」が、オリンパスから登場したのは1991年でした。

私 二代目がこの業界に入る数年前のことです。限定販売で販売期間も短かったので、正直なところ当時、世間にどういう反応をされていたのか知りません。

数年後くらいに中古市場に出てくると、それなりにいい値段が付いていたのは覚えていますが、なにぶん中身はほとんど何も自由の利かない全自動簡単カメラですから、マニア受けする~ってカメラではないんですよね。。。

同時期にオリンパスが発売して、その金属チックなデザインからマニア受けした「O・product(オープロダクト)」とはちょっと異質。実際、どういう層に受け入れらていたのでしょうか?

「エクリュー」ってのは、フランス語で「生成り」の意だそうです。

オリンパスさん曰く、「地のまま晒していない布のような自然な生活を知的に送るための道具として愛用してほしい」という願いを込めたコンセプトカメラだったそうです。

レンズキャップを装着した状態や、背面はこんな感じです。

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