我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年10月19日 (月)

Autoboy Epo

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正直なところ、このオートボーイ「Aotoboy Epo」は記憶に残っていませんでした。。。

調べると、2000年の発売。2003年にはカタログ落ちしているようなので、フィルムカメラとしては短命な方だと思います。

2000年前後のカメラ市場はデジタルカメラが普及し始めて、フィルムカメラ市場がどんどん縮小しはじめた頃。

フィルムカメラ市場の中でいえば、1996年にAPSという新フォーマットが登場して、コンパクトカメラは35㎜なの?APSなの?という微妙な中、キヤノンの場合はAPSのIXYシリーズに人気が集中しちゃったりしました。

でも、それも落ち着き始めた頃です。

そして、まさに同じ2000年にIXYのデジタル版が登場しています。

さらに調べてみると、この「Autoboy Epo」というモデル、フィルムコンパクトカメラとしてはほぼ完成形~と称している人も居らっしゃるようです。

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機能が数値がどうのこうのいうブログではないので割愛しますが、、、このモデル以降、キヤノンは35㎜フィルムコンパクトカメラに新技術や新機能を搭載することをやめているようです。まぁ、他メーカーもそうでしたが、デジタルカメラが普及していく中で、フィルムカメラは無難なベーシックモデル的機種だけをラインナップするに留めていくのです。

それゆえにか、この「EPO」のデザインは凝っています。また、背面の操作系も斬新ですが、、、実際は使い難そう。ある意味、最近のデジタルカメラのように、一つのボタンがいくつかの機能を持たされていたりして、直感的に操作方法が分からなかったりするのです。

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で、結果的には、35㎜のコンパクトカメラの最終モデルを2005年に、APSの方は2002年に発売して、フィルムコンパクトカメラに終止符を打った感じです、キヤノンさんは。

 

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