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2015年6月26日 (金)

肌色

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クレヨンや色鉛筆、絵の具などで「肌色」と呼ばれる色味が、別の名称で呼ばれるようになった経緯を考えると、この話題を取り扱うことにちょっとためらいもあります、、、

もし、このフィルムも現在だったら、「ママ撮って 肌色」という商品名にはなっていないでしょうね。

ちなみに、ウィキペディアによれば、2000年前後から文具メーカーは「肌色」という呼称をやめるようになり、2005~2006年にはすべてのクレヨンなどで使用をやめたらしいです。

このフィルムの使用期限は2003年8月。ということは、その2年くらい前に製造されているはず。

コニカ・フィルムの銘柄の歴史をキッチリと調査できていませんが、この「ママ撮って 肌色」の前には、単に「ママ撮って」という銘柄があり、これの後には「素肌美人」、「ほっぺにチュッ」という、どれも子供の肌色の再現にこだわったフィルムを販売しています。

ただ、フィルムに関して言えばクレヨンなどと違って、特定の色を差して「肌色」と言ってるわけでは無くて、実際の肌の色を忠実に再現する~と捉えれば何にも気にするところではないのだと思いますが。。。

いやいやこのパッケージ、「肌色」の文字の地が「肌色」、いや「うすだいだい」に塗られているので、やはり気になってしまいますね。。。

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