我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2015年1月

2015年1月31日 (土)

ローライフレッチェキ!?

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ローライフレックス・スタンダードを何やら加工しているこのお客さん。数日前に、ジャンクのチェキを買って行かれた方です。(チェキについての参考記事→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/08/instax-mini90.html)

ローライフレックスの裏蓋を外して、分解したチェキをフィルムバックのようにあてがって撮影出来るように加工してしまっているのです!

簡単に「あてがって~」なんて言ってしまいましたが、もともとのローライフレックスのフィルム面に、チェキのフィルム面を合わせるのが物理的に不可能ということで、一工夫する手段を国会図書館で調べた上に計算して加工したという根性ものです。

加工しているといっても、ローライフレックス側には手を加えていないので、裏蓋をはめれば元通りに使える配慮はぬかりありません。

現在はまだ試行段階らしく、パーマセルテープで貼り付けちゃったり~見た目などは二の次。また、トラブル発生時用に暗袋も携帯されていらっしゃいましたが、試写していただいた結果、ちゃんと撮れています。

チェキフィルムの小さなフォーマット上ではありますが、さすがテッサーレンズと思わせるような、シャープさと柔らかさが感じられて、いい味が出ています。

レンズ自体の程度が良くないそうで、ハレーション出やすいのですが、まぁ~イイですよね!

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*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。

2015年1月30日 (金)

ミノルタSRT101

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先日、2台一緒に入って来たミノルタSRT101のブラック。

SRT101自体は特別珍しい機種ではないし、これらがもしシルバーボディなら多分気付くことなかったと思います。

ブラックボディで、どちらも大きなアタリやキズが無い状態なので、少々念入りに清掃したりしていたのです。

まず、巻上げレバーにある指当ての形状が違うのに気付きました。普通に考えて、凝った形状している方が後から作られたモデル(下の画像で右側)だよなぁ~と製造番号を見ると、やはりその通り。

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で、指当ての形状の差を画像に収めておこうと、2台のSRT101を並べてコンデジのシャッターを押そうと思った瞬間に、「おっ!ここも違う~!」と発見したのは、レンズマウント部の横にあるミラーアップのノブ(銀色の円形で中央に線が1本線が入っている)。

今度はノブの形状が違うんじゃなくて、片方には無いんです。これに関しては、なんと古い方のボディにミラーアップノブが付いてて、新しい方に無いのです。

Wikipediaによると、「後期に生産されたミノルタSR-T101には、ミラーアップ機構自体が省かれているものがある」とありました。

まさに、その「省かれているもの」が、この片方でした。

 

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2015年1月29日 (木)

インベーダー!?

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一昨日のFacebookページにもアップしたように、一瞬「インベーダーみたい!?」とか思ってしまったこの距離計。

そう思った理由は、そのデザインそのものが似ているのはもちろんなんですが、正面から見た姿が左右対称形をしていることも大きく影響しているのだろうと~程なく分かりました。

他の距離計を一通りチェックしたわけではないですが、その多くは、前面のふたつの窓の大きさや形状が違っていたり、窓の形は一緒でもアクセサリーシューに載せる脚の位置が中央に無かったりするんです。

で、この左右対称形のインベーダーみたいな距離計を前にして思ったのは、同じく左右対称形のカメラに載せてやろう!ということ。

手持ちのカメラに、真正面から見た姿がほぼ完璧に左右対称のカメラがあるのですが、なんと、、、アクセサリシューの位置がボディの中央に無いので却下。あっ、いちおう念のため、バルデッサⅠです ↓ 。

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我楽多屋に並んでいるカメラの中で探したところ、オリンパスワイドがほぼ左右対称形だったので、こんな感じです。美しい!!

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案内が遅れましたが、この距離計。ドイツ製の「MEDIS」というブランドのもので、どうやらフォクトレンダーブランドの距離計をOEM生産していたメーカーだそうです。

 

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2015年1月28日 (水)

口が〇〇になる

本日水曜日は、アローカメラ&我楽多屋とも定休日となっておりますので、よろしくお願い申し上げます。

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二代目の「先週撮ったもの行ったところ」、味噌煮込みうどんです。

私は時々「口が〇〇になる~」、こんな表現をします。

たとえば、今日はカレーを食べに行こう!と思ってみたり、今夜はラーメンを食べに行く!という予定があったりすると、口の中(厳密には頭の中か)がそれを受け付ける体制を整えてしまって、万が一、その予定が崩れてしまったりしても、予定していたもの以外は食べたくないような錯覚にまで陥ります(笑)。

ところが先週は、火曜日になんとなく~くらいに味噌煮込みうどんが食べたいなぁ~と思っていたところ、翌日の水曜日は、朝から雪が舞うほどの寒さと悪天候。

天候の方が、味噌煮込みうどんに合わせてくれたような形になり、結局、実際に食べてしまいました。

「口が〇〇になった」のではなくて、「天候が〇〇になった」珍しいパターンでした。

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2015年1月27日 (火)

真鍮フィルター枠

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去年、真鍮製のステップアップリングの重さが~ってことを話題にしたことがありました。

また、その数日前には今どき、真鍮枠のフィルターが現行品で売られている~って話題もしました。

その時に、ニコン純正フィルターのことにも触れてはいます。その時は52㎜径の純正フィルターでしたが、今日は72㎜径。

径が大きい方が重量差も明確になるのでしょうけども、、、フィルターの整理中に真鍮製とアルミ?製で微妙とはいえ明らかな重さの違いが気になったので重さを測ってみたのです。

そしたら、その差は19グラム。真鍮製が59グラムで、アルミ製が40グラム。

約1.5割増しとはいえ、たった19グラム。この差が大きいのか小さいのか!?ところで19グラムって、どのくらいの重さかというと、画像のように1,100円の重さです。

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今回も何が言いたいのか分からなくなってきましたが、この差を何気に気付いた自分が凄いなぁ~ってわけじゃないんだけど、人間って、微妙な差にも気付けるのね~って話で締めていいのか…。

それでは、あまりにも尻切れ的な感じがするので。古い真鍮製のニコン純正フィルターには、画像のように「Nikon」表記ではなくて「NIKKOR」表記のものや、銀色の枠(真鍮製)では「NIPPON KOGAKU」って記されたものもあるんですよ!という、ガラクタ系ウンチクねたで締めたいと思います。

あともう一点ありました。真鍮枠のフィルターは上の画像では分かりづらいかもしれませんが、使い込むと塗装が剥げて真鍮色が見えて来て渋みが増します。

 

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2015年1月26日 (月)

コニカC35用

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昨日は日曜日でしたので、店の閉店時間は午後5時。

その2~3分前に飯田鉄先生が駆け込みで、とあるものを見せに来てくださいました。

先日ご来店いただいた時にコニカC35をお買上げいただいたのですが、その時にこんなお話をうかがいました。

「コニカC35専用のオートアップレンズを長年持っているのだけど、使う機会がなくてねぇ~。これでキレイなC35が入手出来たから、やっと使える!」と。

その時に私が「え~っ!?コニカC35用なんてあるんですね!見たことないと思うなぁ・・・」と言ったものだから、わざわざご持参いただいたのです。

昨日は午後4時まで、四谷4丁目のギャラリー「Roonee」さんで飯田先生が講師を務めるワークショップの終了展が行われていて、その最終日だったのです。搬出作業などあったと思われるのですが、ご足労いただいて感謝です。

このコニカC35専用のオートアップレンズ、枠はちゃんと金属製でして、カメラに合わせてコンパクトに作られているもののシッカリした造りでした。

「KONICA」とは記されているものの、今までならこれが単体で発掘されたとしたら、それが何用であるか判別出来なかったはず。今回こうやって画像も残せたことですので、今後はちゃんと判別が出来るから、それなりのお値段を付けることが出来ます...しめしめ...(笑)。

 

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2015年1月25日 (日)

ゴールドポイントじゃんけん

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タンスの引き出しを整理していたら、ヨドバシカメラさんの綺麗なゴールドポイントカード(上の画像、明らかに左側)が出て来ました!

どうしてこんなところにあるのか全く記憶がないのですが、、、

裏面を見てビックリ!普段使用しているゴールドポイントカードより、古そうなんです。

以前にも話題にしましたが、カードの裏面に記されている店舗数で、そのカードの古さが分かるのです。

ひょんなことから出て来たものなのに、ポイントカードじゃんけんで負けてしまったような気がして、無性に悔しい。。。

実際の見た目では、普段使っている方が明らかにきったねー(上の画像、明らかに右側)ので貫録十分なんですが!

せっかくなので、ヨドバシカメラさんの歴史を確認したところ。ゴールドポイントカードが登場したのは1990年11月。その時点での店舗は、西口本店・東口駅前店・横浜店・横浜駅前店・上野店・大ガード店・東口グッドギア店(←オープン順)、以上8店舗。

で、タンスから出て来たカードには、これらに上野駅前店と八王子店、仙台駅前店の3店舗余計に記されています。

ヨドバシカメラさんの出店の歴史から、1991年4月~1992年9月くらいに発行されたものと推測されます。

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普段使っているきったねーカードは同様な方法の推測から、1995年11月~1997年2月くらいに発行されたもの。

ゴールドポイントじゃんけんで強い方の古いカードに、たまってるポイント移行してもらおうかな。。。(笑)

 

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2015年1月24日 (土)

フレームファインダー

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先日、怪しげというか、、、大きい系のフレームファインダーが3個入ってきました。

上の画像の中で、左奥にあるハッセルブラッドのフードに挟んで固定するフレームファインダーと、右奥にあるゼンザブロニカS2あたりのシャッタースピードダイアルにあるバヨネットに固定するフレームファインダーと、一番手前にあるハッセルブラッドの専用アクセサリーソケットに付ける青いマスクが見えるフレームファインダーの3つです。

しかし、このどれもが説明を付けたように、一緒に写っている中央の2個(ライツとレチナ)のフレームファインダーとは違って~一般的なアクセサリーシューに取り付けるタイプではないのです...。で、イマイチ変な遊びに嵩じることが出来ずで残念でした。

そう、カメラのアクセサリシューにファインダーやメーターなどを付けるとカッコよく見えちゃったりする~というパターンが多く、それが例え意味のないトマソン的なものでもいいので、遊んでみたかったんですけどね。

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でも、このハッセルのファインダーは、ブルーの見た目がクールなので紹介しておきます。

折りたたむとこんなに嵩張らない優れもの。

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で、青い色の透明な板(マスク)は装着したレンズによって入れ替えるようになっていて、青い枠の中心部、筒抜けのクリアな部分が画角になります。

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2015年1月23日 (金)

1/8000秒

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数日前の「日々買取名人学」で、買取名人がライカR8を見て、最高速1/8000秒のシャッタースピードに驚いてた~という話題をしました。

実は私 二代目は、驚いている買取名人を見て「そんなに驚くことでもないだろう~」って思っていました。

だって、フィルム一眼の時代から、例えばニコンの場合。F4が1/8000秒のスペックを達成してから、F5・F6の1桁モデルはもちろん、F90やF100にも搭載されています。これはキヤノンでも同じような感じ。ちなみに、ミノルタはα-9xi・α-9で1/12000秒を搭載しています。

ただ、しばらくしてから気付いてハッとしたのですが、カメラボディを見て、最高速が「1/8000」とすぐに見分けがつくのは~、別な言い方をすれば、シャッター速度が刻まれたシャッタースピードダイアルが付いているカメラで、1/8000秒を搭載しているのって、フィルムカメラだと、ニコンF4とライカR8・R9、コンタックスRTSⅢ・N1と、数えるほどしかない~という事実。

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買取名人は中古カメラを売り買いするのが名人であって、新品売り場でカメラスペックを脳内に叩きこんだような売り子名人ではありませんし、プライベートで近年の一眼レフカメラを使いこなすようなカメラマンでもありません。

買取名人が妙に驚いていたのは、そういう背景があったのです。

ここからは、プラスαなマニアックねた。ここまで読んで、他にもまだ1/8000秒が刻まれたシャッターダイアルを持ったカメラ(ここではフィルムカメラ限定でお願いします)がありますぜ~!とツッコミを入れられる方がいらっしゃったら「達人」とお呼びしましょう。

実は超マイナーなカメラであるんですよ、他にも。。。高級一眼レフとは違うジャンルで!「ローライ35Tと35W」がそれなんです。

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明日はがらくた市

明日24日土曜日は、今年最初の我楽多屋「がらくた市」。

数日ぐずついたお天気も回復しそうです。今年も晴れで特異な第4土曜日午後の四谷地方でいきたいものです(←日本語ヘンですかね!?)。

がらくた市が今年最初ってことは、田中長徳先生のトークショーも今年1本目!お楽しみに!

 

では、当日のタイムスケジュールを。

  • 午前10時   : 開店
  • 午後2時    : 全品1割引サービス開始
  • 午後2時半~: 田中長徳先生トークショー開始(終了予定は午後4時)
  • 午後7時     : 閉店

★トークショーは我楽多屋店内で開催します、その間は店内でのお買い物がしづらくなりますのでご了承ください。また、開催中は座り聞きOKですので、各自、敷物や座布団などお持込いただいて結構です。 

 

では、本年も毎月第4土曜日の「がらくた市」をよろしくお願い申し上げます。