我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年10月30日 (木)

2590グラム!

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福山雅治さんが「東京にもあったんだ」という歌を唄っています。

このレンズを見た時に、「こんなレンズあったんだ」というフレーズが、その歌のメロディに合せて頭に浮かびました。実は字余りだけど...(笑)。

これ、ソリゴール製のレンズ。

体積的には、ミラーレンズの500㎜?800㎜?みたいな感じですが、焦点距離は135㎜。

なんで、こんなにデカいの?と思われるでしょう。F値1.5の大口径レンズなんです。フィルター径98㎜。そして、重い!その重さ2590g。

ちなみに、キヤノンの現行サンニッパ、EF300㎜F2.8L IS Ⅱ USMの重量は2350g。

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1970年カメラ総合カタログによると、正式名称「PSソリゴール135mmF1.5」。値段は73,500円。

ニコンFのアイレベル付きボディが44,200円、キヤノン50㎜F0.95が57,000円の時代のお話です。

三脚座を締めたり緩めたりする部分はこんな造りしています。

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ご覧のようにプレセット絞り式。多分名称の「PS」はここから来ているはず。 

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マウントは交換式で各社用のアダプターが用意されていたようです。

 

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