我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2013年4月30日 (火)

プログラム露出2眼

Z1584

「唯一」という言葉はあるけど、「唯ニ」という言葉はないのかなぁ。。。

世界広し、プログラム露出機能の付いた2眼レフは、「ローライマジック」と「リコーオート66」の2機種だけ。

そのリコーオート66は、1959年に発売されました。それは、一般的なカメラにプログラム露出機能が装備されはじめて少し過ぎた頃、2眼レフにも~という流れで登場したようですが、何故か、国内では評価が得にくいだろう…ということで、輸出専用機だったのです。

ピントフードの前寄りにある露出計の針に合わせるように、カメラ底面にあるダイアルを回して赤い指標を動かします。黒い針と赤い指標を合わせれば、露出はそれでOK。

Z1581

一方、ローライマジックは1960年の発売。ローライの方が後発??

当時の日本とドイツのカメラ産業を考えれば、これだけよく似た格好していると、日本が真似てる~と考えるのが普通なんだけども。実際の開発についての詳しくはよく分かりません。ただ、ヤシカ44のように公けにケチはつけられてないようです。

X2109

【追記】 上記に『プログラム露出機能の付いた2眼レフは、「ローライマジック」と「リコーオート66」の2機種だけ』と記しましたが、厳密には「6×6フォーマットの2眼レフで」2機種が正しいです。「リコマチック44」という4×4フォーマットの2眼レフがプログラム露出を備えていました。失礼しました。

 

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