アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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2013年4月

2013年4月30日 (火)

プログラム露出2眼

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「唯一」という言葉はあるけど、「唯ニ」という言葉はないのかなぁ。。。

世界広し、プログラム露出機能の付いた2眼レフは、「ローライマジック」と「リコーオート66」の2機種だけ。

そのリコーオート66は、1959年に発売されました。それは、一般的なカメラにプログラム露出機能が装備されはじめて少し過ぎた頃、2眼レフにも~という流れで登場したようですが、何故か、国内では評価が得にくいだろう…ということで、輸出専用機だったのです。

ピントフードの前寄りにある露出計の針に合わせるように、カメラ底面にあるダイアルを回して赤い指標を動かします。黒い針と赤い指標を合わせれば、露出はそれでOK。

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一方、ローライマジックは1960年の発売。ローライの方が後発??

当時の日本とドイツのカメラ産業を考えれば、これだけよく似た格好していると、日本が真似てる~と考えるのが普通なんだけども。実際の開発についての詳しくはよく分かりません。ただ、ヤシカ44のように公けにケチはつけられてないようです。

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【追記】 上記に『プログラム露出機能の付いた2眼レフは、「ローライマジック」と「リコーオート66」の2機種だけ』と記しましたが、厳密には「6×6フォーマットの2眼レフで」2機種が正しいです。「リコマチック44」という4×4フォーマットの2眼レフがプログラム露出を備えていました。失礼しました。

 

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2013年4月29日 (月)

ペトリフレックス7の見所Ⅱ

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昨年、「ペトリフレックス7の見所」ということで、ボディに数ヵ所ある特徴的な部分を案内しました。

が、今回入って来たペトリフレックス7は、それより後期型のようで、前回取り上げた魅力部分の2ヶ所に変更が加えられていました。

ひとつは、巻上げレバーの刻印。「Single Stroke 180°」とあった刻印が省略されています。レバーの形状を立体的にしたので省いたのか、それともコスト削減か。

そして、右肩の「Petri flex 7」の刻印。英文字と数字がクロスするような洒落たデザインだったのが、ご覧のようにクロスしないタイプにレイアウト変更されtます。

英文字には墨を入れずに、数字の「7」だけに墨を入れるスタイルが、継承されているのは譲れなかったこだわりなのか!?

マイナス要素だけでは淋しいので、前回説明しなかった「ペトリフレックス7」の特徴を一つ案内しておきます。

目玉のような特徴的な露出計の受光部分が、前方に大きくせり出しているために、レンズの鏡胴根元付近にある絞り値の数字が隠れてしまって読み取りづらいのです。

その対策として、ボディのレンズマウント部からちょっと横にずれたところに、絞り値を示す表示窓を作っています。

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これは、レンズに付いたピンとボディ側にあるピンとを合致させることで動作させているので、ペトリマウントのレンズだとしても、このピンの付いたレンズでないとダメですけどね。

2013年4月28日 (日)

使う頻度の高い順

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昨日の「がらくた市」、やはり変わりモノ系カメラが多かったからでしょうか~、ゴールデンウィーク初日で天気も良い行楽日和にも関わらず、沢山の方にご来店いただき、おかげ様で盛況でした。ありがとうございます。

当然ながら、田中長徳先生のトークショーもいつも通りの盛り上がり。昨日の朝まで10日間ほど滞在されていた大阪の街や、大阪芸大での話をメインに楽しい1時間半でした。

それから下の画像はというと。

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トークショー開始前に、カメラおさわりコーナーで控え中の長徳先生。

テーブルの上に置かれたカメラを見て、「同じのを全部持ってるなぁ~」と言いながら、「私が実際に使う頻度の高い順に並べ替えてみました~」という、そんな光景です。

一番手前はやはりライカM3でしたね。

 

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2013年4月27日 (土)

藤田光学

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現在、レンズメーカーというと、タムロン、トキナー、シグマあたりが有名です。

その走り~とも言えるメーカーが藤田光学。

こんな経緯があります。藤田光学は、1957年に「フジタ66」というカメラを販売します。しかし、自社製カメラはこのシリーズ限りでした。

その少し前の1952年に旭光学は「アサヒフレックス」という国産初の35㎜1眼レフを発売するのだけど、当初用意された交換レンズに広角は有りませんでした。

そこへ1958年藤田光学は、アサヒフレックス用の広角レンズを販売したのでした。それも、国内では開発が遅れていたレトロフォーカスというタイプをいち早く開発したのです。アサヒフレックス用のほか、M42、エキザクタなどのマウントを用意していました。

実際、そのほとんどは輸出がメインだったようで、FujitaやFujitar以外にも相当数のブランド名があったようだし、OEM供給も盛んだったので、さらに沢山の名称で同型のレンズが存在するらしい。

ここにあるのは、「WIRGAR 35㎜F2.5」という、M42マウント。鏡胴のゼブラ模様や、妙に銀々しい部分が魅力的で、実際にも見ため以上の重量感が良いです。

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何のボディに付けようか迷った結果、製造元のフジタに似た名称のフジカST701にしてみました。シンプルボディに金属チックなレンズがイイ感じです。

2013年4月26日 (金)

XAのトイカメラ

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ホルガやダイアナなどに代表されるような「トイカメラ」は、あくまでも写真の撮れるカメラです。

その作りがトイっぽくて、写りが必ずしも良いわけではなくて~というのがその特徴。

それに対して、完全にトイなカメラもあります。形がカメラなだけで、単なる置き物だったり、ライターだったり、水鉄砲だったり、鉛筆削りだったり、ファインダー覗くと絵が見えたり、シャッター押すと音が出たり、、、他にもまだあったら教えてください(笑)。

さて、ここにあるオリンパスXAシリーズを模したトイカメラ。「OLYMPUS」じゃなくて「OMPUS」って書いてます。

フロントのレンズバリアの微妙な円形具合からも、初代XAをモデルにしていることが分かります。大きさは、ふた回りくらい小さい感じ。ちゃんとレンズバリアが開きます。

TRICKとも記されているし、なにか仕掛けがあるのかなぁ?と思いつつ、素通しのファインダーを覗きながらシャッターを切るフリをしてみましたが、自分では何が起こったのか、すぐには分かりませんでした。

では、カメラを向けられた側の人の視点で動画を添付してみます。


YouTube: OMPUS!? TRICK

というわけで、シャッターを切ると、コロッとレンズが前に倒れちゃうんです。これはウケ狙いのトイカメラでした。

明日はがらくた市

明日27日(土)、ゴールデンウィーク突入日だ~と思ってる人が多いでしょうけど、我楽多屋は「がらくた市」ですからね!

品物的には先週来、ちょっと変わった系のカメラなども入っているので、お楽しみいただけるかも、、、

また、今月半ばより大阪へ行かれている田中長徳先生も当日午前中に帰京の予定で、いつも通りにトークショー開催いたします。トークショー開催中は店内でのお買い物がかなりしづらくなりますのでご了承ください。

以下、通常通りではありますがタイムスケジュール記しておきます。

  • 午前10時  :開店
  • 午後2時~  :全品1割引
  • 午後2時半~:田中長徳先生トークショー(午後4時終了予定)
  • 午後7時   :閉店

2013年4月25日 (木)

反り放題

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「edixa flex(エディクサ フレックス)」というカメラ、日本ではあんまり馴染みがありませんが、西ドイツはWirgin(ウィルジン)社製の一眼レフカメラです。

西ドイツ製1眼レフを改めて考えてみると、ライカフレックスやR型ライカ、コンタレックスなどのフォーカルプレーン式1眼レフは、どれもかなりな高級クラスばかり。

レチナレフレックスやコンタフレックスなどはレンズシャッター式なので、日本製には沢山あるフォーカルプレーン式1眼レフという部類、西独ではこのエディクサフレックスがその代表機になるようです。

もうひとつ面白いことに、エキザクタやプラクチカなど、東独にはフォーカルプレーン式1眼がかなりあるんですけどね。

ということで、日本国内ではより見掛けることの少ないこのカメラ。あまり個体数を見ていないので、このカメラの弱点なのかどうかはよく分からないのですが、この個体の張り革が面白いくらいに剥がれ傾向にあって、どこの角も反り返って来てるんです。

ちょっと可哀想なくらいに。。。

たしかに、保管状況次第では、他のカメラでもこういう状態のカメラを見掛けることもありますけど。

で、オチとして、、、カメラの背面。裏蓋には横に2本凸状のプレスラインみたいのが入っていて、その部分は張り革にも穴が開けられています。こんなふうに反り始めてしまうきっかけの場所を増やすもんだから~、見事にその周辺からも反り返ってくる始末。。。

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2013年4月24日 (水)

「M」akinon 「M」K-Ⅲ

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先日、世界初のストロボ内蔵1眼レフの「フジカST-F」について触れましたね。といっても、そのST-Fのコピー機のことがメインでしたが。。。

今度は、レンズ交換式1眼レフで世界初のストロボ内蔵機のこと。

その名を「マキノン MK」といい、1981年の発売。

マキノンとは、東京品川にあったマキナ光学というメーカーのブランド名。輸出がメインだったようで、「MK」も国内販売はされていないようです。

で、画像の「MK-Ⅲ」は国内でも販売されたようで(1982年頃)、見たところは「MK」と外観上に大きな差はありません。

プラスティック製ボディは、かなりチープな感じが漂っています。露出計も内蔵していますが連動はしておらず、シャッターは機械式。シャッタースピードは、1/500,1/250,1/125,60,Bと簡素。

もともと、マキナ光学はレンズのOEM生産が多かったようなので、仕方ないところでしょうか。レンズマウントはPKマウントです。

揚げ足を取るようですが、「世界初ストロボ内蔵レンズ交換式1眼レフ」を謳っていながら、ストロボをポップアップさせると、その背後に表示される換算表が見にくいこと。。。巻き戻しクランクが邪魔して。。。

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謳うべきところに、こんな突っ込みどころがあるなんて、ちょっと「M」っぽい。あぁ、ブランド名の頭文字が「M」だし納得~(笑)。

2013年4月23日 (火)

ゴールデンウィークは、

アローカメラ&我楽多屋はゴールデンウィーク中、5月5日と6日に休業させていただきます。

それ以外は通常通りの営業をいたします。

以上、よろしくお願い申し上げます。

 

*ゴールデンウィーク中は日祝等入り混じって複雑になりますので、営業時間の詳細はこちらをご覧ください

 

ちょっとヤバいくらい・・・

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まず先週、アローカメラへの買取り依頼品の中に、大量な16ミリカメラ各種がありました。

それを整理している時に「minolta-16 E・E」及び「E・E Ⅱ」のゾーンフォーカス表示を見てドキッとしました。

上の画像、遠景を指す「家と木立」のイラストはいいのだけど、近景を指すであろう「男女と思われる人」らしきイラスト…。

実はキノコが帽子を被ってるか、宇宙人なんじゃ!?と思えるくらいにヤバめ~(笑)。

と、以上の件をネタにしようと思いながら、その前に35ミリコンパクトも確認してみようと見てみたら。

 

まず、ヤシカエレクトロ35MC。

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山~2人の全身~1人のバストアップ、どれも適当にイメージされているかと思います。

 

そして、フジカコンパクト35。

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山~3人の全身~1人のバストアップ~1人の顔アップ。顔のアップ、男の子みたいな顔、目と口のバランスがちょっとおかしいぞ…。

 

次に、コニカEYE2。

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3人の全身~1人の全身~1人のバストアップ。あぁ~、バストアップの顔、まゆ毛と鼻が一体化してる…。変…。

 

最後に、コニカC35。

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右から3人~2人はずいぶんとイメージ化されているものの納得できる。一番左の「顔」ってか「頭~」、いや「髪なのか…」。また宇宙人みたいになってる…。

各メーカーさん、どうしてゾーンフォーカスのイメージイラストって、こんなヤバいくらいに怪しいものが多いのですか。。。

 

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