我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 教えてもらわないと分からない | メイン | 同名カメラ »

2013年1月31日 (木)

おもいっきりスローカメラ

G041
いま、フィルムカメラで楽しむことに「スローカメラ」なんて言葉を使ったりします。うちのウェブでも、このページの上方(ヘッダー部分)にそんなこと書いちゃったりしてます。

デジカメで撮影枚数を気にせずに、なおかつ、オートまかせでパシャリパシャリ撮るのではなくて、フィルムを装填し、巻上げ、露出を気にし、構図を考え、ピントを合わせながら、じっくり撮る~そんな楽しみ方もありだと思うのです。

そこには、カメラ自体の操作感や質感を肌で感じる楽しみもある。

さて、このニコマートFS。とてもポピュラーなニコマートFTシリーズから、内蔵露出計を省いた簡略モデル。流通量が少ないことから、今ではFTシリーズより高価だったりもします。

先日、うちの店にやって来たこの個体。見た目の程度は良いのだけど、シャッターが切れません。

ジャンクだなぁ~と諦めていたら、突然、シャッターが切れました。「おっ!」と思ったけど、2回目は切れず。ちょっと様子をみよう~と少し暖かいところに置いていたら、何時間後かにまた1度だけ切れた。

リハビリだぁ!と時々試みるのだけど、2時間や3時間おいたくらいじゃ切れない。忘れたころに試すと、1回だけ切れることを3日ほど繰り返してます。都合、3日で6回くらい切れてる。12時間に1回の計算として、36枚撮りフィルム入れたら、全部撮りきるのに18日も要します。

これもある意味でスローカメラ!?(笑)

あぁ、、、最後に気付いた。。。シャッター切れなくても、試みるたびにフィルムは1コマ分進んでいるので、無駄打ちしないように気を付けないと。。。