我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年11月29日 (木)

ピカ仕上げの巻上げレバー

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フィルムの巻上げレバーって、メーカーや機種によって実にいろいろな形状をしています。

金属だけのモノ、指当て部分にプラスティックが被せてあるモノ、オール金属だけど指当て部分は凝った形状にしているモノなどなど。

その中で、昭和30~40年頃のミノルタ製金属カメラに多く見られのが、指当て部の上面を磨いて鏡面みたいな加工しているモノ。その時代のミノルタは、一眼レフ・レンズシャッター機ともにかなり採用している機種が多いです。

そもそも指が当たる部分に何か加工するのは、指のかかり具合を良くするためだったり、ギザギザを付けて滑り止めの効果だったりなので、このピカピカ仕上げは見た目重視に違いないでしょう。

何故かミノルタはこの部分にこだわったようで、他のメーカーのカメラでは、それほど見かけません。

これに限らず、いろんなカメラの巻上げレバーを観察すると、かなり面白いですよ!形状がホントにいろいろありますから。同じ機種でも時代によって変更されていたりするし。

面白いところでは、こんな「凶器まがいのレバー」も紹介したことがありました。

で、さらにチェックしていたら、そのミノルタも案外あやしい。。。(笑) たまたま我楽多屋にあったSR-1、前期後期混ざってますが、4台全部巻上げレバーが違います。前の2台はピカピカ仕上げ。

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