我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年11月

2012年11月30日 (金)

コンタックスN1

N1
京セラコンタックスの忘れ去られてそうなフィルムAF一眼レフの話。

まず、京セラコンタックスのフィルム一眼といえば、RTSに始まりS2やRX、Ariaなど、ツァイスの銘玉レンズを操るボディとして記憶に残るMF機がいくつもあります。

また、それら用のMFレンズをボディ側でAF化してしまう、AXなんていう巨艦もありました。

1975年にRTSが登場して以来、京セラがカメラ事業から撤退するまで人気を保ち、今だにファンが多いシステムです。

で、今日の画像のN1。

N1は、2000年にNシステムの1号機として登場したフィルムAF一眼。

Nシステムは当初からデジタル化を見据えていて、2002年にはデジタルのN-DIGITALも登場。しかし、2005年の京セラのカメラ事業撤退とともに、わずか5年程で息絶えたシステムでした。

販売期間が短かったのも現在希少である原因の一つですが、デジタル化を考慮した大きな径のレンズマウントゆえ、ボディもレンズも巨大であったり、当初のレンズラインナップがズームレンズばかりだったというのも、販売数が伸びなかった原因と思われます。

画像は単焦点プラナー50mmと合わせている様子、やはり大きいです。

2012年11月29日 (木)

ピカ仕上げの巻上げレバー

N355

N358
フィルムの巻上げレバーって、メーカーや機種によって実にいろいろな形状をしています。

金属だけのモノ、指当て部分にプラスティックが被せてあるモノ、オール金属だけど指当て部分は凝った形状にしているモノなどなど。

その中で、昭和30~40年頃のミノルタ製金属カメラに多く見られのが、指当て部の上面を磨いて鏡面みたいな加工しているモノ。その時代のミノルタは、一眼レフ・レンズシャッター機ともにかなり採用している機種が多いです。

そもそも指が当たる部分に何か加工するのは、指のかかり具合を良くするためだったり、ギザギザを付けて滑り止めの効果だったりなので、このピカピカ仕上げは見た目重視に違いないでしょう。

何故かミノルタはこの部分にこだわったようで、他のメーカーのカメラでは、それほど見かけません。

これに限らず、いろんなカメラの巻上げレバーを観察すると、かなり面白いですよ!形状がホントにいろいろありますから。同じ機種でも時代によって変更されていたりするし。

面白いところでは、こんな「凶器まがいのレバー」も紹介したことがありました。

で、さらにチェックしていたら、そのミノルタも案外あやしい。。。(笑) たまたま我楽多屋にあったSR-1、前期後期混ざってますが、4台全部巻上げレバーが違います。前の2台はピカピカ仕上げ。

N367

2012年11月28日 (水)

花嫁さんがキレイに写る

G732
もう10年以上前のことになります。

あるお客さんがkako(カコ)のストロボを見ながら、「昔、うちの親父が『kakoのストロボは花嫁さんがキレイに写るんだよ!』と教えてくれたのが懐かしいなぁー」と話してくれました。

それ以来、それがずーっと気になってる私。

まず、何でキレイに写るのか技術的なことが分からない…。いや、技術的なことが分からなくても、そういう宣伝をしていたことだけでも分かれば嬉しいのだけど、その証拠も見つからない…。

だって「花嫁さんがキレイに写る」 というフレーズ、とても印象的で良いと思いませんか!?

ちなみに、最近入手したのは、kakoが「赤ちゃんの目にも優しいストロボ~」というキャッチコピーを使っていたという情報。これも印象的なフレーズですよね!

kako(カコ)ストロボ:かつて、ストロボではかなりなシェアを誇っていたメーカー。1970年に倒産して日立に事業が引き継がれるものの、現在ではプロペットとしてストロボ製品の製造販売が継続されています。

2012年11月27日 (火)

YASHICA108

N351
これは、背筋がゾッとするほどの「呼び」のお話しです。

昨日、カメラボディに記された社名などの文字の色について話題にしました。銀ボディなら黒文字、黒ボディなら白文字というのがほとんどで、例外が皆無に等しい~と。

このブログ記事のリンクを貼ったうちのFacebookページの方に、Fさんからメッセージをいただきました。

コーポレートカラーとは異なるのですが、キヤノンのNEW F-1ロス五輪記念モデルや歴代Tシリーズ、ヤシカ108(確かヨドバシブランドモデルも)あたりはブラックボディの金文字だから立派な変わり種になりますよね。」と。

確かにそうでした。

F-1のロス五輪記念モデルは特別仕様の例外としても、通常販売品のキヤノンTシリーズはまさに金文字。で、私の完全なる見落としで、うちの店にも「T50」がありました。

N352

そしてそして、「ヤシカ108」なんてレアなカメラのご指摘をいただいたその直後のこと、1時間するかしないかで、、、買取った品物の中に、その「ヤシカ108」があったのです~~~~~~~。

この呼びは、背筋がゾッとする級ですね。

そもそも、ヤシカ108というカメラ。ご存知ない方が多いと思います。カメラ屋やってても、そうそう見掛けるカメラじゃありませんです。

「YASHICA(ヤシカ)108 MULTI PROGRAM」は、1990年発売のカメラ。プラスティックボディのAE露出・自動巻上げのカメラですが、ヤシカコンタックスマウントのマニュアルフォーカス機。

その5年ほど前にミノルタがα-7000を出して、世の中の一眼レフはAF時代に突入していたので、実際のところ販売数も少なかったものと思われます。

2012年11月26日 (月)

文字の色

N348
あえて考えることでもないのかもしれないが、ヒマだったり・ネタが無かったりすると、こんなことまで気になり出す。

カメラボディに記された「Nikon」や「Canon」などのブランド名。ボディが黒いと白文字。ボディが銀だと黒文字。これは、ほとんど崩れることのない法則のようです。

まぁ、他を考えてみれば、クルマのエンブレムなんてのは、ほとんど銀しかないし。。。最近のカラフルなデジカメなんかの場合でも、やはり白か黒か銀ですしね。

見やすさや無難さが、きっと一番の理由なんでしょう。

また、ブランドのカラーってのがあるから、それと違うカラフルな色を使うのもどう~?ってことなんでしょう。

でも、ここまで異端派が無いってのも、どうなんだろうって思ってしまう。

ブランドカラーで言えば、キヤノンは赤だったりするわけで、カタログや広告なんかでは赤いロゴ文字。ブラックボディに赤文字で「Canon」って書いてたらカッコいいとも思うんだけどなぁ。

2012年11月25日 (日)

店のシャッター

N350
注)画像内の営業時間・定休日は過去のモノです。

今年3月まで営業していた1階の我楽多屋旧店舗のシャッターを見た常連さんに、「下のシャッターに貼られた名人の顔入りの宣伝は前からあったの?」と尋ねられました。

もちろん前からあったものです。

さすがに、我楽多屋を1階から2階に移転した時に、すぐに次の店が入るかもしれないんだから、こんな大きな宣伝わざわざ作れません。

結果としては、半年ちょっと1階店舗は空いたままだったので、その間は大家さんの了承をとって、営業時間中はシャッターは開けて2階移転を知らせる案内板をウインドウに貼っていました。

それが、いよいよ次に入るお店が決まり、内装工事も始まったので、もううちの権限でシャッターを開けたり閉めたり出来ません・・・。で、先日、閉まった状態のシャッターを常連さんがご覧になったわけです。

確かに「お店のシャッター」って、そのお店に目的があって来られる人には、閉まっているところを見る機会ってのは、あまりないですよね。

近所に住んでいたりすれば、朝晩の営業時間外に店の前を通る~なんてこともあるでしょうけど。

で、このシャッターの絵柄が見られるのも、もう僅かだと思います。12月早々には1階に「そうめんや」さんがオープン予定です。

昨日のがらくた市

Z012
何度か話題にしたことがあるように、昨日は、第4土曜日の東京四谷地方が「晴れ(雨の降らないも含めて)」の特異日であることを立証するかの如く、早朝こそちょっと怪しい雲行きもありましたが、午後からは日も差す、見事な「がらくた市晴れ」となりました。

午前の雲行きが影響したのか、お客さんの出足が鈍かったのですが、終わってみればいつものようにたくさんのご来店をいただけました。毎度ありがとうございます。

ヨコタカメラさんの出張修理相談・受付窓口も、既に常連さんが出来ちゃった風でした。

長徳先生のトークショーは、90分の立ちっ放しが苦にならない中身の濃いもので、上の画像は長徳先生が今月のハノイ行きで携行したというカメラを持参されていた証拠画像です。

来月は今年最後のがらくた市。ハノイへ再渡航されるという長徳先生がまさに帰国される当日ですが、トークショーに駆けつけていただけるそうですし、せっかくですから、忘年会か何かもやりたいなぁと考えております。詳細はまた改めてお知らせします。

2012年11月24日 (土)

最近使ってないカメラ・・・1

N344
私 二代目のニコン一眼レフ歴は間もなく20年を迎えます。

アローカメラで働くようになった時に名人から、「F-601QD」を与えられました。これは良く使いましたね。一度内蔵ストロボが煙を出して壊れてしまったのを修理して使ってました。

ある時、買取り品の中にあった上級機「F90X-D 」に目移りして、カメラ屋特権でそのまま入れ替えたのですが、内蔵ストロボ無いのが不便で、早々に発売されたばかりの「F80D」に換えました。

「F80D」の時は発売間近で品薄だったし中古も出て来ないので、ヨドバシさんでちゃんと買いました。

しばらく使っていたのだけど、一眼レフを使う機会が減ってきたり、あとまた、買取り品の中にあった「u2」に目移りして、交換して今に至っています。これもカメラ屋特権といいたいところですが、「F80」がいい値段付いてた頃なので、懐的には決して優位な交換ではなかったけど。

さて、ここ数年、一眼を使う時はデジタルのことが多く、デジイチはペンタックスにしてしまったうえに、その影響でフィルム一眼のMZ-3なんかもあるので、ここんところ、ニコンu2の出番が全然なし。

ところで、このu2は2003年に発売されました。ニコンのフィルム一眼機の中では、まさに最終期のモデル。

F6とFM10は現行品として残っていますが、F6が2004年発売、FM10が1995年発売ということを考えれば、u2が単に早々に販売終了してしまっただけですから、デザインは今のデジイチと共通イメージがあります。

N343

ペンタ上面のラインはまさに、ニコンデジイチと共通のイメージ。これはフィルム一眼では、F6とu2だけです。

超小型・軽量でありながら、中級機並みのスペックを持ち合わせていますし、マウントが金属ってものいい。

2012年11月23日 (金)

騙されはしたが~

N332


N334

N336

ご覧のように、「Zeiss Ikon」と記された革ケースがありました。

上カバーを開けると、ピッタリとカメラが収まっていました。

しかし、取り出してみると、そこには「Waltax」と記されてるし、シャッター部には「OKAKO TOKYO」の文字。なんだ、日本製か~。

何となく気になって調べたところ、このワルタックス(Waltax)は戦前モノ。昭和15年に発売されたモデル。

「OKAKO」とは、岡田光学のこと。戦後、第一光学と名称を変えて、同じくワルタックスや、二眼レフのゼノビアフレックスなんかを造っていたメーカー。

そして、とある資料を見ていたら、このカメラの説明に「セミ判スプリングカメラ(セミイコンタ型)」とありました。セミコンタ型とはそのまんまじゃん!だから、ケースにもスッポリと入るわけ~!?

で、昭和16年当時の価格は、小西六製のセミパールの倍近い値段で、高級機という設定だったそうです。

そんな豆知識を勉強できたので、最初に騙された?のもヨシとします。

明日はがらくた市

明日、11月24日は月に一度の「がらくた市」。

先月お休みした田中長徳先生のトークショー、今月はやりますよ!いつも通り午後2時半から、2F我楽多屋店内で開始予定です。午後4時終了予定ですので、その間は我楽多屋でのお買い物は少々(いや、かなり…)しずらくなりますので、ご了承のほどを。

また、午後4時からは、アローカメラの買取りコーナーにて、「ヨコタカメラ」さんの出張修理相談・受付窓口を設置します。こちらもお気軽にご利用のほど。

で、本命?の我楽多屋は午前10時の開店。午後2時からは全品1割引販売です!

よろしくお願い申し上げます。