アローカメラ         &我楽多屋

我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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2012年9月

2012年9月30日 (日)

銀塩カメラ辞典

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今月15日、赤城耕一先生著作の「銀塩カメラ辞典」が出版されました。

いきなり、何事も恐れずに言ってしまいますが、この本を一読した感想。うちのブログを読んでいただくうえで、参考書代わりになりそう!という感想です。

この二代目ブログ、必ずしもディープなマニア向けに発信しているわけではなくて、これからカメラや写真を始めてみよう!とか、そんなディープじゃないけど~という人たちにも読んでいただけるように、深入りせず、軽く上澄みタッチを意識しています。

赤城先生のこの本にも似た印象があります。ご自身、銀塩写真・銀塩カメラの「面白さ」を意識されて書かれてるそうです。そして、何しろ辞典ですから、50音順にコラムが並んでいるので読みやすいし探しやすい。

もしかしたら、失礼な紹介の仕方になっているのかもしれませんが、赤城先生お許しください。でも、ぜひご一読いただきたく紹介させていただきました。もちろん、ディープなマニアな方々にも「そうそう!!」と納得しながら楽しく読めると思います。

先日、フェイスブックで赤城先生が表紙のイラストのカメラが何か分かった人は「とてもエライ」と書かれていましたよ。さて、何でしょう?

N071・「銀塩カメラ辞典」

・著者:赤城耕一

・発行:平凡社

・定価1,900円+税

2012年9月29日 (土)

白い部分

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これもフェチ系かもしれない。。。気になって仕方ないことがあります。

ニコマートFTNブラックの巻上げレバーだけが、白くて(ブラックに塗られていなくてシルバー)気になって仕方ない件。

他社一眼レフのブラックボディーをザッと見たところ。他は巻上げレバーもブラックに塗られているものばかりなのに。

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さて、詳細にはニコマートFTNだけでなくて、ニコンF・ニコンSシリーズのブラックボディも同様でした。

ただし、ニコンFの場合は最初期以外のボディ、ニコマートFTNの場合は最後期のボディには、プラスティック製の指当てがレバーに付けられているので、それ程気にならないのです。

考え過ぎかもしれないけど、これってニコンのこだわりかも~と。

とは言っても、F2、ニコマートFT2以降はニコンもブラックボディには、ブラックの巻上げレバーになるんですが、、、

巻上げレバーというもの、カメラの中で一番皮膚と接触が多く、かつ、擦れる部分のような気がします。よって、ブラック塗装が一番剥げ易い部分ともいえます。

ニコンは剥げることを嫌って、巻上げレバーにプラスティック製の指当てを付けるようになる前までは、「ならば、わざわざ塗らんでもいいだろう!」という考えだったのではないでしょうか???

違うな、、、たぶん。。。

2012年9月28日 (金)

Demi(デミ)会議

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そうですね、、、もう10日程になりますか、我楽多屋にキヤノンDemi各種が5台ほどまとめて入りまして、それぞれ軽く難はあるのだけど使える状態であるので、各々それなりのジャンク価格を付けて並べました。

ところが、皆さんのお気を引けないようで、全部居残ってます。

その光景を見るたびに、「みんな集まって会議してんなぁ~」と思ってしまうのです。

自分でウインドウにまとめて並べたのだから、Demiがたむろっていて当然なんだけど。。。ちなみに、上の画像は撮影用に円陣組ませましたが~。

フィルムの今後、ハーフサイズの立ち位置について、真剣に話合いを始めてしまっているものと思われます。

こんな妄想めいた内容だけでは怒られそうなので、実のある内容をひとつ。

キヤノンDemiには大きく分けて5機種あります。「Demi」「DemiS」「DemiC」「Demi EE17」「Demi EE28」。

「Demi」の初期モデルのみボディが真鍮製で、以降はアルミ製になります。下の画像は、真鍮のDemiとアルミのDemi。手前の光沢感がある方が真鍮、後方の艶消しっぽい方がアルミ。

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2012年9月27日 (木)

部品の格差

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オリンパスのOM-1とOM10を見ていて、手で触れて操作するところの部品の違いに気づきました。

上の画像でも分かりやすいのは、シャッタースピードダイアルと巻き戻しクランク部。

上位機種のOM-1(画像手前)のそれは、金属製で滑り止めのローレット加工がされています。

一方、普及機のOM10(画像奥)のそれは、プラスティック製であるうえに滑り止めの加工(ローレットではなくて成形?)も簡素化されています。

当然、本体価格に差のあるカメラなのだから、部品の質に差があって然るべき。でも、こういうのって見た目だけでなくて操作感にも影響してくるもの。

実用一点ばりで細かいことを気にしない人もいれば、所有感を満足させる質の高いものを求める人もいます。

ただ、多くの工業製品は、高いモノは質も良く多機能高性能、安いモノは質・機能・性能とも一律で落ちてしまうもの。。。まぁ、仕方ないんでしょうけど、そういうモノ選びに迷うことも趣味の楽しさのひとつと思えば、いいんじゃないでしょうか。

【補足】部品の格差については、OM-1とOM10は登場時期が違うからでは?という意見が出て来そうですが、OM10と同じ1979年に登場しているOM-1の後継機OM-1Nも、OM-1(1972年発売)とほぼ同じ外装なので、その心配は無さそうです。

ちなみに、部品の格差はクルマなどでも言えることで、当然、値段や車格で装備品が違ってくるのだけど、たまにこんな部分もあります。

トヨタ車の場合、大衆車のカローラと、スポーティ車のオーリスと、高級車のクラウンのパワーウィンドウ・スイッチは、見る限りデザインは一緒みたいです。。。

「歩 行」

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本日9月27日(木)から、アイデムフォトギャラリー「シリウス」にて、飯田鉄先生の写真展が始まります。

「シリウス」は、うちの店からも歩けるエリア(20分ほど)。面倒なら、四谷三丁目から丸ノ内線を新宿方面に一駅だけ乗れば、ラクに行けます。

DMの作品を見て、買取名人が「昔のお店はみんなこういう柄の日除けをしていたなぁ~。三共カメラもそうだった~」と、自分が独立前のことを語っていましたが、それはこの写真展の時代背景よりは、ずいぶんと昔にさかのぼっているようで、、、

この写真展の作品は1970年前後から現在に至るまでの、飯田先生の街の歩行の写真の数々(約40点)だそうです。

  • 飯田鉄 写真展「歩 行」
  • 2012年9月27日(木)~10月3日(水)
  • 10:00~18:00 日曜休館・最終日15:00まで
  • アイデムフォトギャラリー「シリウス」
  • http://www.photo-sirius.net

2012年9月26日 (水)

チェキ系

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4年ぶりに再び復活を望んでみる。

フジフイルムが11月に発売する、「チェキ」の新製品の発表会をしたそうです。

すぐにプリントになる、プリントとして残る~ということをウリにしていたそうで、どちらも、現状のデジカメ(単体)には出来ない芸当なわけであり、プリント(物)として残る点は写真の保存という意味からも意義あることかと。

さて今から13年前に、フジが「FinePix PR21 プリンカム」というカメラを出していたことをご存知ですか?(上の画像がそれです)

私は4年前にも、このブログで同じことを訴えているのだけど、是非ともこのカメラを復活させて欲しいのです。

このカメラ、デジカメなんですが、カメラ本体にチェキのフィルムを装填することが出来て、撮った画像をすぐにプリントアウト出来るのです。

必要なら同じカットを2枚でも3枚でもプリントアウト出来ちゃいます。これなら、チェキには出来ない複数プリントが可能なわけ。

1代限りで消滅してしまったプリンカム。その大きさはかなりなものでしたが、今の技術をもってすればもう少し小型化が可能なのでは?

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左から、「プリンカム」、「チェキ」、「iPhone4」

チェキはチェキ、デジカメはデジカメで必要でしょうが、プリンカムが求められる環境もあるような気がするのです。

そして、それが出来るのはフジフイルムさんだけですからね~!

*良かったら、こちらも参考に読んでみてください→
 http://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2008/11/post-43ef.html(プリンター付カメラ)

2012年9月25日 (火)

キヤノンT90の

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キヤノンTシリーズの最上位機種であり、かつてはプロカメラマンも使った実用機の「T90」。

1980年の登場からはすでに30年以上が経過し、電気仕掛けカメラの最大のウィークポイントである修理が出来なくなる…事態に陥っており、現状ではなかなか厳しい立ち位置にある銘機。

ルイジ・コラーニのデザインだったり、その姿から「タンク」の愛称もあり、いまだにファンが多いのも事実。

先日、ジャンクのT90が数台入って来て、その1台に「縦位置レリーズボタン」が付いていました。

が、外れない。 回しても外れない。 引っ張っても外れない。 多分、押しながらも回したんだけど外れない。

外れれば、この「縦位置レリーズボタン」だけでジャンクのT90ボディより、いいお値段が付けられそうなのに。

でも、壊れたボディに付いていても外れなければ意味がないので、「縦位置レリーズボタン」付ジャンクボディT90は、他のジャンクT90と同等の値段で出していました。

すると、並べて2~3日目の朝だったかな。常連Wさんが、目ざとく気付かれて、これだけでも探している人いますよね!と、「縦位置レリーズボタン」だけを持っているではありませんか!

「えっ!外れましたか?」と聞くと、「はい、押しながら回したら~。確か、そういう方法だったような記憶があったので…」と。

Wさんが、「縦位置レリーズボタン」をご入り用なら、そのままの値段でボディも一緒に持って行ってください~と言うと、「いやいや、私はもう大丈夫です。以前に持っていましたけど」と。

で、結局、「縦位置レリーズボタン」だけで、それまでの値段よりちょっとだけ割増して並べさせてもらってます。ジャンクT90ボディはそのままの値付け。

へへっ、Wさんのおかげで、売れればちょっと余計に売り上げが立つ~(笑)。

 

*縦位置レリーズボタン:ボディグリップの下方に付けて、縦位置に構えた時にそのボタンでシャッターを切れるようにするボタン状のアクセサリー。

2012年9月24日 (月)

ご褒美に

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一昨日のがらくた市、無事に終えることが出来ました。皆様ありがとうございます。

長徳先生のトークショーは、常連組の方が数名欠席だったにもかかわらず、新顔の方もいらして、ほぼ満員御礼。ライカMP、ライカの新製品、はたまた戦前のライカの価格(先生ご持参の当時の価格表参考)の話まで、ライカ系を中心に盛りだくさんでした。

来月は残念ながら、トークショーはお休みになりますが、がらくた市は当然やりますし、何か別の企画が思い付けば…やってみたいと思います。

ヨコタカメラさんの出張修理相談・受付窓口も常連さんが出来たようで何よりな感じ。

さて、常連組の欠席者の中に、かつて後ろ姿を紹介したことのある「ライカ(来佳)」ちゃんのお父さんも含まれておりました。

実は事前にお話しうかがっていたのですが、がらくた市当日は娘さん(ライカちゃん)の面倒を見ないといけない日なので、立ち聞きのトークショー出席は難しいと。。。

それでも、トークショーの前にライカちゃんと一緒に、ちょっとだけ店に顔を出してくれました。

なので、お父さんの趣味に付き合って、わざわざ四谷三丁目まで付いて来てくれたご褒美に、赤いLeicaバッジをプレゼントしちゃいました!

あくまでもライカちゃんへのプレゼントです。お父さん、くれぐれもご自分のコレクション箱に入れてしまわないようにお願いします(笑)。

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2012年9月23日 (日)

極小というので。

この秋、各社からデジタルカメラの新製品がたくさん発表・発売されています。マニア受けしそうな高級機も数々あって、ワクワクしている方も多いのではないでしょうか?

しかし、私が気になっているのは、ニコンから9月27日に発売される「COOLPIX S01」。

マニア、ヘビーユーザーには笑われてしまいそうですが、私はこれです。他の新製品のスペックがどうだ!こうだ!には、あまり関心なし。。。

発売されたばかりのカメラ雑誌各誌10月号でも、ほとんど取り上げられていない「COOLPIX S01」がコレです ↓ 。色は銀・黒・白・赤・桃の4色あるらしい。

S01

  • 何が気になったかというと、まず「極小」という点。
  • で、値段が「実売2万円前後」と高くないこと。
  • じゃあ、トイっぽいのかと思ったら、「金属ボディ(ステンレス)」だという。
  • 何で小さいのかと調べたら、メモリーもバッテリーも内蔵のみという。
  • じゃあ、携帯電話でいいんじゃない…と思ってしまうけど。
  • でも「ニコン」なんですよ。電気メーカーじゃなくて、カメラメーカーが出す割り切りカメラってとこ、それもお堅いイメージのある「ニコン」。

取りあえず、早く現物を触ってみたい。 

ただ、今使ってるメモ用のコンデジの不良個所が増えて来たので「次機候補?」と思ったんだけど、レンズはスイッチのON/OFFで出たり入ったりするタイプみたいなので、やはり考えてしまうなぁ・・・。今どきそうじゃない機種って少ないんだけど、案外とこの部分こだわってるんだよなぁ。

2012年9月22日 (土)

呼べるかどうか…コシナ編

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今ここにある「COSINA CSL」というカメラ。かなり珍品だと思うのですが、このカメラには、さらに珍品と言えるすんごいアクセサリーが存在しているのです。

が、ここにはありません。

で、このブログの名物ともいえる「呼び」を期待して、それを呼べるかどうか?というわけで、今日はこういうタイトルで始めてみました。

このカメラ、レンズマウントはM42スクリュー。絞り込み測光式露出計を内蔵しているものの、シャッタースピードも絞りも自分で決めないといけないマニュアルカメラです。

そんな「CSL」を絞り優先機に変えてしまうという外付けAEユニットがあるというのです。

その外付けアクセサリー、ボディのアクセサリーシューを利用してペンタ部とシャッタースピードダイアルを覆うように装着。そして、ボディにある接点(シンクロ接点のそば)にコードを繋ぎます。

すると、どういう手段だかで、設定したレンズの絞り値を読み、露出計が判断したシャッタースピードになるように、シャッタースピードダイアルをモーターでガチャガチャと回すというのです!!

ニコンF2やキヤノンF-1にも、それらカメラをシャッタースピード優先機にする、似た発想のアクセサリーが存在していましたけど、あちらは絞りを動かす機能。これはシャッタースピードダイアルを回してしまうツワモノアクセサリーです。

ただ、その動作はモタモタとしているらしく、あまり実用的ではなかったようです。その分!?人間が指で回すには、軽くスムーズに回せるシャッタースピードダイアルのような気がします。

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少し前に不恰好な例として取り上げていた、このCSLのシャッタースピードダイアル。実は、そのアクセサリーが回しやすいように出来ていたためかもしれませんね(苦笑)。