偽貫禄の新提案
昨日は我楽多屋恒例の「がらくた市」でした。そして、お馴染みの田中長徳先生トークショーも行われました。
トークショーが始まる前に長徳先生が、既に大きなアタリやキズがあって本貫禄を醸し出しているオリンパスXZ-1を取り出して、偽貫禄クラブ会長Bさんに更なる貫禄加工の依頼をされました。
今回は、アルミニウムであろう下地が出た想定でシルバー系の偽貫禄加工を施そう…などと会長が長徳先生に話をされているので、つい私が「液晶のヒビ割れ加工なんて、どうでしょう…」と口を挟んだら、「それいいですね!」という運びに。
トークショー終了後、会長が別室(アローカメラの買取りコーナー)で作業開始。30分もしないうちに戻ってこられて、披露された偽貫禄加工が上の画像。
ボディ本体の角部やレンズ鏡胴の円周部などに、シルバー系の処理が施されました。
で、ボディ背面の液晶画面。見事にヒビ割れ風な加工(これもペイント)がされていました。会長自身は不満足なようで、さらにクオリティーを上げるべく方法を熟考すると言われてました。
偽貫禄に「液晶ダメージ加工」という新切り口が登場した昨日のお話でした。