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2012年6月24日 (日)

横向きファインダー

N682
ライカの横向きファインダー「WINTU」。1933年頃のモノです。

「横向き」と聞いて思い出すのは、ずいぶん前に紹介した、レンズの前に付けて使うアダプター状のアクセサリー

あれは、正面を撮っているようにみせて、実は左側(右や下も上も可)を撮っている~という仕掛けでした。どこかの用品メーカー製もありましたが、ペンタックスも純正で作っていました。

いつの時代も、こういうやましい盗み心…じゃなくて、スパイ的な隠密撮影の需要はあったのでしょう。で、遥か80年前に、こんな立派な横向きファインダーがライカにもあったのです。

これは前述のアダプターとはちょっと違う仕掛けです。カメラ自体は被写体に向いているんだけど、撮影者はカメラ側面に対峙して構えます。

質感的にも実に良く出来ているこの横向きファインダー。画像のように、3Cなどのバルナックライカのアクセサリーシューに装着します。

N683
棒状の本体の側面を覗くとビューファインダーになっています。多分、50mm相当。本体から飛び出ている部分がカメラのレンジファインダーアイピースに当てがえるようになっているので、同じくカメラ側面に対峙する向きで、二重像を一致させてピント合わせが可能です。

また、その部分をクルっと跳ね上げることが出来るので、通常の構えでレンジファインダーアイピースを覗くことも可能です。

この完成度の高さは、横向き撮影の必要がなくても、ライカの上に装着して持ち歩きたくなるレベルかと思います。