我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年5月 2日 (水)

酸っぱいOM

N388
カメラを整理していると、外観がヤニっぽいカメラや、ホコリかぶったカメラ、錆びかかっているカメラ、カビ臭いカメラなどに、ちょくちょく出くわします。

ヤニっぽいのも、ヘビースモーカーが愛用していたから~というよりは、ヘビースモーカーの部屋に放置されていたから~というパターンの方が多いようで、残念がら上記の例は、どれも長年放置されていた結果であることが推測されます。

でも、何かの縁で我々カメラ屋にやって来ることで復活し、また活躍の場へ旅立って行くのであれば、それはそれでヨシかと。

さて、今回気になったのは、OM-2を掃除していたら酸っぱい臭いがするんです。

どこが臭いの発生源かと思ったら、ボディはレンズマウント周辺やミラーボックスのあたり、一緒にあったレンズのマウント部や後ろ玉あたりも酸っぱい。

何の臭いなのか不明です。「酢昆布みたいな臭い…」という人もいました。

もしや、長らくフィルムが装填されていて、そのフィルムが酸化した臭い?と思って、フィルム室を開けて臭ってみたけど、こちら側は不思議なくらい酸っぱくない…。

あと、もうひとつ不思議なのが、一緒にあった交換レンズ2本も同じように後ろ玉周辺が酸っぱかったこと。ボディに装着されて保存されていたのは、1本だけなのに。

何なんだろう?この臭い。ところで、臭うレンズのうち、1本は既に売れちゃいました。。。最近、OMのレンズ(ジャンク値段付けてました)をお買上げいただいた方、良かったらちょっと臭ってみてください(笑)。

関係ないけど、液漏れおこした電池もこんな臭いするけどなぁ。