我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年2月 5日 (日)

ロッコールのカビ

N134
「大変よく出来ました!」ってくらいに見事なカビが生えています、このレンズ!

レンズの大敵は「カビとクモリ」などとよく言われますよね。湿った押し入れなどに仕舞い込んだりすると、いつの間にかカビが生えてしまったり…、水滴のようなクモリがレンズに付いてしまったり…するので要注意。

カメラを売ることを考えれば、こんな状態にしちゃいけません。確実に買取り価格に響いてしまいますから。

乾燥剤と一緒に仕舞ったり、防湿庫を利用したり~対策をとりましょう。それと大事なのは、あんまり仕舞い込まずに動く空気に触れさせてあげること、要は使うことが手っ取り早い対策かとも思います。

ただ、生えてしまったカビやクモリも、考えようによっては面白いアイテムになります。

あえて、そんなレンズで撮影すると思いもよらぬ効果が得られたりします。ソフトレンズっぽくなったり、発生したハレーションが幻想的だったり!?

そんなレンズを求めている人もいらっしゃるので、アローカメラの買取りではどんなカメラ・レンズでもお断りしないようにしていて、それを我楽多屋に並べるようにしているのです。

しかし、上の画像のMDロッコール50mmF1.4、外観は新品みたいにキレイなのに、、、見事なカビが生えています。これを見たお客さんのひとりが「このカビ、見事にレンズのど真ん中だね!故意にカビ生やした!って言ってもいいくらい良く出来ている!」って言われてました。さすがに、故意に~ってことはないと思いますけど(笑)。