我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年9月

2010年9月30日 (木)

あとがきにかえて

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なんか、ブログを終えてしまうようなタイトルですが違います。

今年2月に発行された「野田康司のカメラ四谷快談」の話。出版社に追加発注した分が納品されたので、再びネタふりです。。。

この本の巻頭の「はじめに」は、I.C.S.輸入カメラ協会会長であり、三共カメラ社長である細川米市さんにお願いしました。社長は買取名人が独立前にお世話になった大先輩であるのです。また、出版記念パーティーでも祝辞をいただきました。ありがとうございました。

そして、巻末の「あとがきにかえて」は、私二代目が書いております。ページ数にして、4ページ。その書き出しは ↓ 。

「買取名人の口癖に『全部』と『絶対』という言葉があります。会話のなかで出てくるこれらの言葉に『そりゃないだろ?』と思うことが時々ありますが~、」

続きは機会があったら、本を手に取って読んでいただければ幸いです。

上の画像は、意外とウケのよい「アローカメラ魅惑のチラシ&フォトギャラリー」のページです。チラシは、30~40年前のものと思われます。

こちらから、通販も可能です。

2010年9月29日 (水)

モスラー

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♫ モスラ~~や、モスラ~~や

「モスラ」といえば一般的に!?イメージされるのは怪獣でしょう。しかし、ここにあるのはチョココロネです。って、そっちじゃなくて、レンズの方です。

LENS MADE IN JAPAN のカメラ用レンズ、MOSLER PHOTOGUARD 35mm/F2.8です。ちなみに、怪獣は綴りが「MOTHRA」のようです、、、

最初はエギザクタ専用マウントかと思ったのですが、交換可能なTマウントだったので、他のマウントのTマウントアダプターを見つければ、使用範囲は広がりますね。

さて、「MOSLER」の後に刻印されている「PHOTOGUARD」が何を指すのか、よく分かりません。ブランド名でしょうか、コーティング名でしょうか、それとも、ここまでがレンズの名称なのか。

で、レンズですが、外から見る限りでは色味的には素通しっぽくてノンコーティングに近い感じ。某サイトの評価では、開放側、絞り込んだ側両方でクセがあり、5.6あたりでは普通な描写・・・とのことでしたが~。

ところで、最近「チョココロネ」もあんまり見掛けなくなってます。モスラから連想して無性に食べたくなり、店の近くのコンビニエンスストア4系列(セブンなんとか、ファミリーなんとか、ローなんとか、エーエムなんとか)を回ってみましたが、どこにも置いてなかった。。。

そんな話をしたら、友人が神楽坂から届けてくれました。それが、MOSLERというレンズの隣りにある、MOTHRA似のチョココロネ。

2010年9月28日 (火)

世界の中古カメラフェア2010

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I.C.S.輸入カメラ協会恒例のイベントの一つ、今度は有楽町交通会館での「世界の中古カメラフェア2010」が来月半ばに開かれます。10月17日(日)~19日(火)の3日間。

ここ2年ほど、ポスターやDMの内容が違った雰囲気(2008年は→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2008/09/ics-34b9.html、2009年は→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2009/09/post-b6e7.html)でしたが、今年はオーソドックスな、渋谷や銀座開催のフェアと同じイメージですね。

ここ数年は不景気やデジタル化の影響で、毎回、集客や売上げの減少が危ぶまれながらも、毎回、いい結果が出ているようなので、今回も期待したいものです。

足を運ばれる方、3日間とも開催時間が違うので気を付けてください(下記参照)。

  • ICS世界の中古カメラフェア2010
  • 有楽町交通会館12階カトレアサロン
  • 10月17日(日)14:00~20:00
    10月18日(月)10:00~20:00
    10月19日(火)10:00~17:00
  • 主催 I.C.S.輸入カメラ協会
    協賛 株式会社コシナ

2010年9月27日 (月)

Isocaflex

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Isocaflex(イソカフレックス)の元箱が、「そんなのありかぁ!?」と思うくらい、ローライの元箱にそっくりなのに、ビックリです。

今うちの店にあるローライの箱がフラッシュガンの箱なので、地の模様しか比較出来ないのですが、細い線がクルクルしたりフニャフニャしている模様や色味がそっくりですよね。

他社さんのサイトになりますが、http://koujiyacamera.hamazo.tv/e893306.htmlなどで確認していただければ、ローライのボディの箱とうり二つくらいなのがお分かりになるでしょう。赤い文字や、模様の枠みたいな部分までそっくりなのです。

そのイソカフレックスですが、磯川光機というメーカーが造った二眼レフで、販売は竹本商店というところが行なっていました。画像のMODEL1は1952年に発売されています。といっても、2機種しか製造されなかったようです。。。

同年発売のリコーフレックスⅣ型が6,800円なのに対して、イソカフレックスは17,000円。焦点が前玉回転式ではなくて、繰り出し式であることが構造上の大きな差であるとはいえ、決して安いものではなかったカメラのようです。残念ながらあまり詳しい情報は得られませんでした。

来月のがらくた市

一昨日(25日)のがらくた市、田中長徳先生のトークショー内でアナウンスされた「来月のトークショーはお休みです」は撤回です。

長徳先生の帰国スケジュールが、当日10時の成田着だったそうなので、四谷三丁目に直行していただけるとのこと。通常通り午後2時半ごろ開始で決行の予定です。

ちなみに、来月のがらくた市は10月23日土曜日。10月は土曜日が第5まであるので注意してください。がらくた市は毎月第4土曜日です!

2010年9月26日 (日)

昨日のがらくた市

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昨日のがらくた市は、急速な天気の回復にも後押しされてか、たくさんの皆様にご来店いただき、誠にありがとうございました。

前日用意出来た数々のジャンク系も注目度が高く、まずまずの反応。

面白かったのは、M3→ⅢA→ⅢCと続いたライカ連鎖のⅢCを長徳先生が買って行かれたこと。なんかウンチクのありそうなライカがブログで取り上げられて、それを欲しいと思っても、大方は他の人に先を越されて買われてしまうことが、気になって仕方ないらしいです。。。

また、私が「錆浮き?」と表現したボディのポツポツは、この時期(戦後直後)のライカに多い症状で、塗装が弱いためにポツポツと剥がれてしまうことで、地の真鍮が見えてきてしまうのだそうです。

2010年9月25日 (土)

お化け!?フィルム

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フィルムケースやパトローネのネタが続いているから~と、常連さんが追加ネタを持参してくれました。

「これをお譲りします!」とカバンから出されたのが、上の画像のモノ。その大きさと、大胆な雰囲気から、一瞬、「なんじゃこれ!?」と思いました。でも、それがローソクであると分かった途端、「いや~ここまでやるか!」と参ってしまいました。

未使用未開封につき底面には、包装のセロハンを留めたシールが残っていて、そこに「FUJICOLOR SERVICE」と書かれているので、正規品です!製造元は「亀山ローソク株式会社」(現カメヤマ株式会社)とも書かれています。

今回初めて知ったのですが、ローソクの国内シェアの約5割を占めるというカメヤマさん。社名の由来は、創業地三重県の亀山だそうで、創業は古く1927年とのこと。http://www.kameyama.co.jp/

さて、このローソクのモデルになっている「フジカラーF-Ⅱ400」は1976年の登場なので、もう30余年前のモノと推測されます。http://www.fujifilm.co.jp/history/dai4-05.html

持って来てくれた常連さん曰く「どこかのフリーマーケットで手に入れたものなんですが、部屋を整理していたら出て来て、非常用に置いておこうかと思ったのだけど、有効的に使っていただいた方が良いと思って、是非~」と。

確かに、非常時に火を点けるのを躊躇ってしまいそうですしね、、、ありがとうございます。

2010年9月24日 (金)

Fine Pix X100

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「おぉっ!」というデジタルカメラが、フジフィルムから発表されました。その名は「Fine Pix X100」。来年初頭には発売の予定だそうな。

何が「おぉっ!」って、その見た目から、フィルムカメラ派が関心を持ちそうなデザインなのです。前から見た姿は、ライカM3などのまるでレンジファインダー機。ボディ上面にもシャッタースピードダイアルがあるなど、懐古主義的な雰囲気です。

技術的には「ハイブリッドビューファインダー」というのが世界初の装備だそうで、光学ファインダーのクリアな視野と、電子ビューファインダーの多彩な情報表示を両立~と謳われています。その解説を読んで、私でも「ほほぅ~」と理解出来ましたので、詳細はフジのウェブで確認してみてください。→http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0445.html

あとは~皆さんが興味を持ちそうな点を大雑把に説明しておくと、画像素子はAPS-Cサイズ、1230万画素。レンズは単焦点のフジノン23ミリF2(35ミリフィルム換算35ミリ)で、レンズ交換は不可能。軍幹部と底面はマグネシウム合金製。

このカメラをフィルムカメラとダブらせて捉えている人には、実際に発売されて手に取って、その大きさや重みを感じてみるまで「良し!」の答えは出せないでしょう。でも、こういった毛色のデジカメを真面目に出してくれたフジフィルムさんに拍手です。

チラ見せ

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明日のがらくた市に備えて、ガラクタが用意出来ました~!取り急ぎ値付けし終わったところです。

案外と品数があったので、明日、並べるのがちょっと大変!?(小さな店ですので)なくらいなガラクタです。

お楽しみに!

明日はがらくた市

明日25日は、がらくた市です。

先月と先々月のがらくた市は、暑さを気にしながら~の開催でしたが、長かった夏もついに終わったようですね。それよりも空模様がちょっと心配。

でも、皆さんの懐具合は、、、多くの方が給料日直後でしょうから~。今回、これといった目玉商品は今のところ無いのですが、昨日に続き、今日も品数の多い買取り依頼が入っているので、何らか期待していただいても良いのではないかと思います。

田中長徳先生のトークショーも通常通り、午後2時半ごろから開始で、3ヶ月ぶりに我楽多屋店内でのカメラライブトーク形式の予定です。