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我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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2010年6月

2010年6月30日 (水)

PELLIX専用レンズ

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キヤノン ぺリックス(PELLIX)は、一眼レフの弱点の一つと言えるミラーの動作を、半透明ミラー(ペリクルミラー)を使用して固定することで、無くしたカメラです。

それにより、レリーズ時にファインダー像が一瞬消失することが無くなりました。また、低速シャッター時にミラーの振動によるブレを防ぐ効果がありました。そして、超高速連写にも適しているのです。最後のメリットは、ロサンゼルス五輪の時にF-1を改造して、ペリクルミラーと高速モータードライブの組み合わせで、毎秒10コマ以上という連写を可能にしていたともいいます。

でも、普及していないので、いい点だけではないんですね。。。半透明ミラーなので、ファインダーは幾分暗くなってしまうのです。ミラーの汚れが、直接撮影画像にも影響してしまいます。

(参考までに→http://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/06/post-c85d.html

さて、今回のネタはそのぺリックスボディより、珍しい、ぺリックス専用レンズです。その名は「FLP38mm/F2.8」です。

マウント部分に画像のように「FOR PELLIX ONLY」って書かれてます。キヤノンでは珍しい、いや、唯一かな?のパンケーキタイプのレンズかと思います。後ろ玉が多少出っ張っているため、ミラーの動かないぺリックス専用というわけです。

2010年6月29日 (火)

Spinner 360°

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新種のパノラマカメラが登場した模様です。

先週のワイドラックスねたに反応して、常連さんからいただいた情報です。


先日、青山のロモで面白いカメラを見つけました!(発売したばかり)

ヒモを引いてはなすと360度本体が回転する物です。中にはスリットが有り、レンズが首を振るのでなくフィルムを巻き上げて感光させるタイプ。レンズを動かすとは正反対の発想!!!

実際の使用では、ヒモのひく長さによって回転する角度が変わります。ヒモを全部引いてしまうと360度以上回転してしまいます。少しいい加減ですが面白そう!角度調整はヒモに印でも付ければOKかな?

コマ間は黒でなく白になります。何故か?シャッターが無くキャップを付けるまで感光し続けるからです。これもまた正反対!

自分もHorizonPerfekt(ホライゾン・パーフェクト)スイングレンズ・フルパノラマカメラが欲しいと思っていたので「ワイドラックス」には興味有り!上手く使うとレンズが首を振るカメラは面白そう!

下記URLを見て下さい。 
http://japan.shop.lomography.com/cameras/bestsellers/spinner-360

 
とのこと。

その後、来店された常連さんから話も聞きましたが、モノとしてはトイカメラの領域だけど、使い方次第で遊べそう~と。

35mmフィルムを使い、通常の4コマ分に360°撮影するそうです。お値段14,700円というのが、高いのか、安いのか微妙なところですが。。。

http://microsites.lomography.jp/spinner-360/

2010年6月28日 (月)

フォクトレンダーの何ケース?

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ちょっと前に「ビヨヨ~ン」系のレンズケースを紹介したフォクトレンダーですが、再び、ちょっと変わったケースを発見しました。

直径7センチ、厚さ4センチほどのケースで、コンパクト状にパカッと開きます。すると、上と下の内側両面にゴムで出来た不思議な形をしたグレーのモノが付いてます。コダックのフィルムケースのキャップにちょっと似てる・・・。

時々あるのは、この部分がレンズのリアキャップ状になっていて、そこにレンズを留めて収納する~というパターン。しかし、このケースの場合は両面に付いている上、まさかレンズを2本も収納出来るほどの厚さはありません。

それでも、もしかして、ディッケルマウントの薄いレンズ?などとも思い、実際に充ててみましたが、全然違う形でした、、、

ある時に、フッとひらめいて試してみたら、フォクトレンダーのフードとフィルターのケースであることが判明。ケース自体にはフォクトレンダーの文字もマークも付いてはいないんですが、それらの現物で合わせてみたので、まず間違いないと思います。

で、グレーの微妙な形の理由も判明。29ミリと32ミリのカブセタイプ、2サイズに適応しているのです。ちなみに、29ミリはビトーⅡ用、32ミリはビトマチック、ビトー、ベルケオ用フードとのこと。上の画像では、32ミリのフード、フィルターを収納しています。

この画像では分かりにくいですが、フォクトレンダーのこの手のフードの出来って、惚れ惚れする形ですね(参考までに→http://arrow-camera.weblogs.jp/blog/2009/08/post-170a.html)。

2010年6月27日 (日)

昨日のがらくた市

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昨日のがらくた市、たくさんのご来店いただき誠にありがとうございました。

事前にお知らせしていましたように、大物系の掘り出しモノは少なめでしたが、細かいモノ系を皆さんにアサって?いただけたようで何よりでした。

3ヶ月ぶりの長徳先生のトークショーは、たくさんお集まりいただいたことで、より蒸し暑い店内でのトークショーになってしまいましたが、長徳先生が執筆された記事が載っている雑誌2誌のネタを中心に盛りあがりました。集英社の「UOMO(ウオモ)」と、世界文化社の「家電Begin」。

さて、今月のがらくた市は終わりましたが、ウインドウには細かいモノ系がまだたくさん残っています(上の画像参照)。フォクトレンダーのフードやフィルター、イコフレックス用?のクローズアップアタッチメント、ペンの金属キャップ、M42系の状態の良いレンズなどなど、ご来店お待ちしております。

2010年6月26日 (土)

DA40mm Limited入手!

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ついに入手しました!自分のデジイチ用に狙っていたレンズを!ペンタックス DA40mm/F2.8 Limited。

ボディを入手後、かれこれ14ヶ月もかかりました。ここまでの長い道のりの関連記事は、これらです↓

四谷系銀塩情報発信拠点としては、何でデジタルにそんなにこだわるの?と言われてしまいそうですが、、、もともと、デジイチボディにペンタックスを選んだのは、このレンズを使いたくて~というのが一因ですから。

また、デジタルとフィルムをうまく使い分けるのも、現在の流れというもの。

確かに、フィルムにこだわって撮影していくことは、銀塩カメラやフィルム存続の意味では非常に大きな意味を持ちます。より多くのフィルムを消費し、メーカーに供給してもらうことが大事なことですから。

ただ、デジタルの利便性を否定出来ないのも事実。それを活かして、より多くのシャッターを切ること、そして、重要なのがプリントすること。そうして、形に残していくことが写真文化という意味では大事なことなのです。

喜びに浮かれていたら、同じような「使い分け」という観点で面白いものを発見しました。1970年過ぎのペンタックスのアクセサリーカタログに、こんなページがありました(上の画像でistDの前に開いてます)。

カラー用と黒白用でボディを使い分けましょう~的なアドバイスです。異なるフィルムを入れて使い分けよう!とか、旧型ボディには黒白、新型ボディにはカラーと決めれば判別しやすい!とか、書いてありました。でも、アドバイスというよりは、もう一台買いなさい!という宣伝にしか思えませんでしたが・・・。

2010年6月25日 (金)

Nikomatのレリーズ

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普段よく見かけるニコン純正のレリーズには、柄の部分に「Nikon」と刻印されています。これは全然珍しいものでもなく、そこらじゅうにあるレリーズかと思います(画像右上)。

でも、ここにあるレリーズには、その部分に「Nikomat」と刻印されています(画像右下)。これはかなりレアだと思います。

えらい細かいことに気付いたな!?と思われるかもしれませんが、買取らせていただいた品物の中や、がらくた品の中から出てくるレリーズを整理する際には、どこのメーカーのものか~必ずチェックしているのです。

で、「Nikon」のモノは何百、何千と見てきましたが、記憶にある範囲では、「Nikomat」は初めてです。

気になったので、先日、赤城耕一先生が来店された際に、このレリーズを見てもらいましたが、「これは珍しいでしょ。十分にネタになりますよ~」とお墨付き?をいただいたのです。

まずは、キッチリと説明出来るところから、一般的にレリーズのカメラ側形状には2種類あります。

ニコンF、F2には、シャッターボタンに被せるような形状(画像左上)でないと装着できません。ニコンでは、このタイプのレリーズをAR-2と呼んでいます。

ニコンF3、FM・FE系には、シャッターボタン中央のネジ穴に差込む形状(画像左下)でないと装着できません。ニコンでは、こちらをAR-3と呼んでいます。通常はこちらのタイプのレリーズの柄にも「Nikon」の刻印がされてるんですがね。

他メーカーも含め、カメラのシャッターボタンの形状は、後者の方が圧倒的多数派。

で、ニコマートはというと、実はどちらの形状のレリーズにも対応出来るようになっています。

ここからは、赤城先生との推測です。AR-3型レリーズに、あえて「Nikomat」と刻印されているということは、ニコンさんとしては、F3や、FE/FM系が登場するまでの期間、F・F2ならAR-2を、ニコマートならAR-3を、としていた時期があったと想像できるわけで(後で調べたら10年近くありました)、この「Nikomat」刻印のレリーズは、その時期のかなり限定された期間にごく少数作られたものではないのだろうか?だから、ほとんど見掛けないのではないか?という推測をしてみました。


6/26(土)追記:読者さんからご指摘をいただきました。ニコンFE、FMもニコマート同様に、AR-2、AR-3両方が使えるシャッターボタンの形状をしているようです。FE2、FM2以降は、AR-3のみでAR-2のような被せるタイプは使えなくなったようです。すみません、誤った記述をしておりました。

明日はがらくた市

明日26日土曜日は、月に一度の「がらくた市」です。

今月は田中長徳先生のトークショーも行なう予定です。トークショーは3月以来なので、ファンの皆さんはお待ちかねでしょう。長徳先生も、丸3ヶ月分のネタを持て余されてるんじゃないでしょうか!?午後2時半ごろから、我楽多屋店内で行ないますので、4時ごろまでは店内での買い物がしずらくなりますので、ご了承ください。

品物的には、昨日アップした「得?or 特?企画」の他は、大物系は少ないかもしれませんが、フードやキャップなどの細かいモノ系がいつもより充実しているかと思います。

25日昼追記:サッカーワールドカップ決勝トーナメント進出を記念して?、明日のがらくた市で5,000円以上お買上げの方に、日本代表ユニフォーム(今年のじゃないですが、、、)の形をしたペットボトルカバーをプレゼントします。数に限りがありますので、品切れの際はご容赦願います。

2010年6月24日 (木)

セノック・アダプタリング

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幻の露出計「セノガイド(SENOGUIDE)」を以前に紹介したことがありましたが、セノガイドと同じ関研究所が作成した「セノック・アダプタリング・4858W」が現れました!!

これも、幻の・・・と命名しても良さそうな代物です。

そのアピールコピーには、「色々なフィルターやフードを色々なカメラやレンズへワンタッチで取り付けられます。(ワイドフード付)」とあります。

しかし、画像を見てもらえれば分かるように、とてもメカニカルというか、不格好というか、そんなデザインをしております。なんだか、ネジがたくさん付いていて、どれを操作すればよいのか・・・少々迷ってしまいます。で、説明書の裏にあった「使用法」を読んでみたところ、難しくて余計に分かりづらくなってしまったような~(笑)。

でも、使いやすさは別にして?その高性能ぶりは、フィルター径が48mm~58mmのレンズに対応し、装着可能なフィルターは外径で50mm~60mmで、枠付・シリーズ系・ガラスのみにも対応。フードは標準装備ので、焦点距離24mm~35mmに対応、外すことが可能なうえに、別売りフードで望遠用に伸ばすことも可能。

その発想や存在感自体が、セノガイドに通じるものがあるようで、関研究所に興味津々です。

第29回 得?or 特?

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前々回に続いて、初心者向け入門セットです。そして、これらは今週の「がらくた市」から出品予定です。

今度はMF機、どれも4,800円均一。

ペンタックスME、ミノルタMG-S、キヤノンAE-1、マミヤZE、ニコンEM。セット内容は、使えるボディ、使えるレンズ、ストラップ、バッテリー、フィルム。

つまりお買上げ後、店を出たらすぐに撮影可能。別に店内でもいいですが・・・これは前々回にも書いたフレーズだな。。。ついでに書いておくと、ストロボだって、使えるものが1000円くらいであります。

昨日の話になりますが、「フィルムカメラをはじめたくて~」と、群馬から初めてご来店いただいた女性がいらっしゃいました。OMボディに関心をお持ちだったのだけど、適当なレンズが無くてセットが作れず、結果は、私が薦めたオリンパス35DCを買っていただきました。

この女性はオリンパス希望だったのでこういう選択になりましたが、メーカー指定がなければ、がらくた市には、上記のような入門セットが準備出来る予定です。

この企画、いつもは我楽多屋ご来店、一刻も早くの早い者勝ちですが、今回は出品が「がらくた市」からなので、6月26日(土)午前10時以降の早い者勝ちです。

2010年6月23日 (水)

ワイドラックスF6

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写真展が終わったばかりの日芸生H君は、早くも次回(今年秋頃に予定)の写真展に向けて、作品作りを開始しています。次は、ワイドラックスで撮った作品をテーマに考えているそうです。

H君のワイドラックスは「F6」というタイプ。ワイドラックスは、パノンカメラ商工という国内メーカーの製品。あまり知られていないメーカーですが、パノラマカメラに特化して製造していたメーカーで、そのほとんどが輸出だったそうです。

ワイドラックスというと、ブラックボディのイメージがあるのですが、これはシルバーボディ!かなりレアなんじゃないかと思います。

まず、フィルムを円弧状に装填し、シャッターを切るとレンズが首を振って、レンズ後方のスリットがフィルム直前を走査する方式で露光。35ミリフィルムを使うF6の画面サイズは、24mm×60mm。

ワイドラックスを提げて、うちの店にやって来たH君、もともと、コシナ・フォクトレンダーのボトムグリップを装着していました。不用意にシャッターを切ると、自分の指が写り込んでしまうそうで、ボトムグリップで支えて、レリーズを使うような仕様にしているのです。

私も構えさせてもらったところ、ボトムグリップがイマイチ小さいような・・・感。整理前のがらくたの中に、一風変わったボトムグリップがあったのを思い出して、押し売り!?してしまいました。画像の中で、ワイドラックスF6に付いているのが、それ。

もう一点、このカメラの軍幹部の刻印には、「MADE IN JAPAN」ではなくて「MADE IN NIPPON」と書かれています。最近は、国内製造を謳う製品などにあえて、「MADA IN NIPPON」という使い方をするようですが、このカメラは1970年前後の品物、どういう経緯なのか・・・?