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2010年5月10日 (月)

SUPERB(スパーブ)

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フォクトレンダーのSUPERB(スパーブ)という二眼レフです。比較的似たデザインのカメラが多い二眼レフの中で、この機種はオリジナリティあるデザインです。

あまり見かけない珍しい系のカメラではありますが、このブログでよく取り上げる「何これ?見たことない」的なマイナーカメラでは決してないので、詳細はほかのサイトや文献で調べていただくとして、かなり的を絞ったネタで取り上げます。

1933年に発売されたスパーブ。直前に発売されたローライフレックスを真似ないように造られたというのですが、そうでなくても、フォクトレンダーというメーカー自体、独特なデザインや仕掛けが朝飯前的なところがあるのも事実。

私が注目したのは、絞り値と、シャッタースピード値の指標。まず、絞り値の指標は、上側のレンズ(ビューレンズ)の頂点部分にあり、鳥のツメのようなかなり鋭利な金属で造られています。このツメの先に刻印された絞り値を合わせるスタイル。

次に、シャッタースピード。下側のレンズ(テイクレンズ)の周辺部分に、T・B・1~1/250まで段階的に数値が刻印されているのだけど、その数字が逆像になってます(上の画像を拡大すると確認出来るかと思います)。何で?と思うかもしれませんが、ウエストレベルファインダーを覗いてカメラを構えた状態で、正像で数字が読めるように、小さなプリズムが指標のところに付いているのです。

そのどちらも下の画像で確認出来ると思いますが、こんな凝った、気の利いたことを敢えてするのがフォクトレンダーというメーカーなのだと思います。

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