我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年3月23日 (火)

富士山マークの革ケース

IMG_1859

昔のカメラ用品では、こんな小さなケースを一つとっても味わいがあります。

これはニコンの外付けファインダー用のケース。おそらく1950年代半ばのモノ。巧みに型をとり、丁寧に縫い合わせています。画像では分かりませんが、内側には赤いベルベッド調の布を貼っています。蓋の開閉部分には、とても小さいながらも金属製の留め具を使用。

大きさにして、5cm×5cm×4cmくらいの小さなケースですが、実にシッカリと丁寧に作られています。今の時代なら、付属のケースは合成皮革製の巾着状のモノがいいところ。

そして、これはニコン製ですから、誇らしげに「NIPPON KOGAKU TOKYO」の通称「富士山」マークの押し印がされているので、現代のカメラマニアには、さらにたまらないわけです。

ニコンS3などのレンジファインダー機に外付けファインダーを装着して、カメラ遊びをするようなマニアならまだしも、ボディさえ持っていないのに、何故だか無性に欲しくなってしまう魅力がある革ケースです。

だからといって、何に使うのか?と聞かれれば、返答に困ってしまうくらいですが、、、なかには、この手のケースを小銭入れとして使っている人も時々見かけます。また、ケースの後ろ側には、ストラップを通せるようになっているので、カメラを提げるネックストラップに取り付けて、ファインダー以外の小物入れとして使うのもオシャレかも。