我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年8月11日 (火)

吊り金具と三角リング

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今も昔もカメラボディにストラップを取り付ける部分の金具を「吊り金具」といいます。しかし、その吊り金具の形は、今と昔で違った形をしているのです。

最近のカメラの多くは、ストラップをそのまま通せるような幅広な吊り金具が付いていますが、昔の金属カメラの吊り金具の多くは、そのままストラップを通せるような形状をしていません。そこに、丸や三角形のリングを介してストラップを取り付けます。そのリングを三角リングとか丸リングといいます。

金属カメラ時代のペンタックスの純正リングが、そういう形(三角形のような六角形)をしているのは認識していましたが、それ以上のことは特に意識したことはありませんでした。

先日、お客さんに「このペンタックス純正リングの形は、ロゴマークと・・・」と言われて、「オォーッ!!」と気付きました。

当時のアサヒペンタックスのロゴマークは「旭光学工業株式会社」の英語読み「アサヒオプティカルコーポレーション」の略「AOCO」をデザイン化したものでした。そのロゴマークの回りを囲んでいる線(罫線)と、純正リングの形を同じにしているのです!知っていましたか!?