我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年6月25日 (木)

ニコノス

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そろそろシーズン到来!ってところでしょうか。防水機能の付いたコンパクトデジカメの新機種が登場し、現在発売中の雑誌日本カメラでは比較記事なども組まれています。

しかし、かつてのフィルムカメラで水中に潜れるカメラとなると、その種類はかなり限られていました。

ここからちょっと脱線。。。「かつてのフィルムカメラで」なんて表記していいのか迷いましたが、事実、僅かに残っている現行機種には存在しないわけで。。。さらに、「水に潜って撮る」という行為だけを考えれば、水中でフィルム交換が出来ないということは、大きなマイナスポイントになってしまうんですよね。その点、デジタルは相当数、撮影枚数を気にせず撮影できるわけです。

話を戻しましょう。それが、プロ仕様となると、ニコンの「ニコノス」くらいでしょうか。

こんな話を聞いたことがあります。画像に写っている「ニコノスⅡ」が現行機種の頃、すでに40年近くも前のことになりますが・・・。カメラ自体がまだまだ高級品の時代のことですから、ニコノスのような特殊なカメラを遊びで所有する人も少なかったのでしょう。

スクーバダイビングのライセンスを忘れても、ニコノスを持っていることが「プロの証し」とでもいうのでしょうか!?ライセンス代わりになったとか。。。

ちなみに、スクーバダイビングのライセンスCカード、ご存知の方には余計な話になりますが、私はよく知らなかったので~。Cカードとは、ダイビング指導団体が技能講習修了者に発行する技能認定カードのこと。

日本では、海に潜ること自体に免許がないといけないという法律は無いのですが、空気ボンベなどの潜水器材を借りるのに、Cカードが必要になるため、Cカードを取得しないとスクーバダイビングが出来ないのも同じというわけだそうです。

最後に、店にある「ニコノスⅡ」には特製と思われるファインダーが付いています。ニコン純正のモノではないはず。アクセサリーシューで固定して、そこから伸びたバーの先にハイアイポイント的なファインダーが装着されていて、それがちょうどボディ本体の接眼部にセットされます。この特製ファインダーから目が15センチくらい離れても、ファインダー全視野がほぼ見渡せます。これなら水中でも便利だったことでしょう。

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