スリック三脚の「M」
先日のブログで話題にした、古い三脚の疑問点。あの時、三脚の詳細には触れませんでしたが、メーカーは今も健在の「スリック」製。
「4」と「6」の刻印の謎は解明出来たものの、未解決だった「M」について、お二方からアドバイスをいただきました。一人はがらくた市に来店されたお客さん、もう一人はメールで。素早く反応いただき、ホントに嬉しいものです。ありがとうございます。
で、「M」は何かというと・・・、「MAMIYA(マミヤ)」の「M」とのこと!
マミヤの二眼レフ、Cシリーズ(C3やC33、C220など)は二眼レフでありながらレンズ交換式としたために、他の6×6二眼レフよりも、ビューレンズと撮影レンズの光軸差が大きいのです。それは、望遠レンズや口径の大きい交換レンズを装着することを想定してのこと。その分、パララックスも大きくなるわけで、それを補正するには三脚のエレベーターの繰り出し量も大きくなるのです。だから、刻印の順序が「4」→「6」→「M」に並んでいるのも納得。
上の画像、SLICKの「S」と、MAMIYAの「M」(画像内の下の方、銀色の部分に小さく刻印されています)が確認出来ますでしょうか?
それから、こんなマークも付いてました(下の画像)。三脚にレンズの構成図?
ここで今日はお終い・・・と思ったのですが、何気に「スリック」をググッてみて「ん?」と思ったことがあったので追加です~。検索順位1番目に「スリック株式会社-日本で最高の写真用・映像用三脚メーカー-」と表示されたのです。「最高」って、何かスゴイ自信というか、何が最高なのか、興味津々です・・・。揚げ足を取るようで(悪意は一切ありません)。嫌な感じをされる方も居るかもしれませんので、ここらで、今日はお終いです。