我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年9月

2008年9月30日 (火)

安原一式人気無し!?

先週お知らせした「王さん勇退記念」の安原一式ですが・・・。ちょっとだけ予想していましたが~有効な入札が無いまま、28日日曜24時に締め切りました。

一番の理由は、普通のオークションと違って現在の価格が分からない、という方法がいけなかったのだと思います。でも、1万円スタートですから、欲しい人にとっては安いスタート価格だったはず。また、ゲーム感覚のお遊びで!という反応も無く・・・少々淋しい結果でした。うちのウェブはカウンターを見ていただければ分かりますが、日に500以上のアクセスがあるから、3日間で2000個近い目に触れたはずなのに。。。

でも、ご安心ください!?昨日、我楽多屋のウインドウに陳列したら、即日、欲しい人が見つかり、無事にお買い上げいただきました!

しかし、10年ほど前に一瞬とはいえあれだけ話題になった安原一式。出回っている台数も数千台程度でしょうから、希少性はあるかと思います。しかし、残念ながら人気はイマイチってことなんですかね。

かつて、うちの店で発行していた我楽多屋新聞でも何度か話題にしたことがありました。。。

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2008年9月29日 (月)

モノクロ写真

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少し前のことですが、以前、うちの店でアルバイトしていた者から聞いた話です。弟さんにカメラを貸して欲しいと言われ、フィルムカメラを渡したところ、「このカメラでモノクロ写真を撮るには、どうしたらいいのか?」と聞かれたそうです!?!?

ここまで読んで何の疑問も感じない人は、超デジタル世代の人。「ん?」と思う人は、超アナログ世代の人。「ふふっ、そうなるか!」と思う人は両刀の人ですね。

その弟さん、超デジタル世代の人ですから、モノクロフィルムの存在を知らないのです。モノクロ写真はカメラのスイッチでモノクロモードに切り替えて撮るものだとしか認識していない世代の人なんですね。

モノクロの味はデジタルには出せない部分がある~とか、原点回帰のようにモノクロ写真がいい~など語る以前に、こんな超デジタル世代が居ることに驚きです。

上の画像、カラーの方に写っているモノクロプリントは以前にお客さんからいただいた、モノクロフィルムで撮って印画紙に焼き付けたものです。モノクロの方は、まさに!デジカメをモノクロモードに切り替えて撮った画像です。

2008年9月28日 (日)

中古カメラフェアVSがらくた市

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昨日27日は天候にも恵まれ、我楽多屋のがらくた市はおかげ様でたくさんのお客さんにご来店いただきました。品揃えとしては、大きな目玉商品は無かったかもしれませんが、品数もまずまず・・・ご満足いただけたのではないかと思います。

また、田中長徳先生には当日の朝、ロシアから帰国されたばかりというお疲れのなか駆けつけていただき、新鮮なお土産話をたくさん聞かせていただきました。

上の2枚の画像、上の方はカメラライブトーク中の我楽多屋店内の様子です。涼しくなってきたので、体調不良をうったえる方もなく!?楽しい1時間半を過ごせたのではないでしょうか!途中、買い物にご来店いただいた方もいらっしゃり、その方には少しご不便をおかけしたことをお詫び申し上げます。

下の方は有楽町で行なわれている「I.C.S.世界の中古カメラフェア」のもの。本日、28日午前中です。初日の26日はかなりの人出だったようですが・・・・。この画像で比較する限り、人の密度では「がらくた市」の勝ちですね(笑)!!

2008年9月27日 (土)

がらくた市

本日は月に一度のがらくた市です。先週、事前連絡しましたように、今月も長徳先生はトークショーおよび懇親会にやって来られる予定です。お楽しみに。

我楽多屋の商品に方も、品数はまずまずありますし、店内に入って右手のウインドウに新規のジャンク品を並べられています。ご来店お待ちしております。

感謝感謝です

先日、来店するなり「カバンを引っ掛けるといけないので、ここら辺に置いていいですか?」と声を掛けてくれたお客さんがいました。「どうぞどうぞ!」と答えながら、もしや・・・この前のブログを読んでくれた人かな?と思って聞いてみると、そうでした!なんだか、こう反応が良いとかえって恐縮してしまいます。

今回が初めてのご来店だというこのお客さんと、いろいろなお話をさせていただきましたが、その間ずっと、うちみたいな店があることが「本当に嬉しいし、楽しいし、感謝感謝です」と言ってくれます。数年前に大きな事故で怪我をされたそうで、それ以後、「人間ひとりでは生きていけない・・・」とより強く思うようになったそうです。

また、こんなお話も聞かせてもらいました。40年くらい前の某メーカー製カメラを修理したくて、メーカーのサービスセンターに電話したところ、電話応対した人は既に知らない機種であり、当然のように受付対象外との返答。お客さんの手元にやって来たことに理由あるカメラなので、ダメを覚悟で・・・という感じでお願いしていると、別の人が出てきて、特別に対応してくれたとのこと。結果、無事に直って使用しているらしいです。普段、あまり良い感じの話を耳にしたことが無い某メーカーのサービスさんの話だったので、ちょっと意外でした。

この話を聞いて思ったのは、そのお客さんの人間性がそうさせたのだろうな・・・ということ。そのお客さんが「うちみたいな店」を評価していただけたのも、多分、人間味というか組織化されていない何かを、ブログなりで感じていただけたからなのだろうし、そういう風に心や気持ちで通じ合えれば、相手も前向きに応じてくれるし、結果、自分にも良いようになる。

こういうお客さんとの出会いで、私も日々勉強させていただいております。感謝感謝です。

下の画像はイメージであり、本文とは関係ありません。。。。。。。

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2008年9月26日 (金)

抱きあわせ販売

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我楽多屋に陳列して、もう一週間くらい経つでしょうか…。まさに、画像の状態で陳列しているのを見て、クスクスと笑いながら「まさに抱きあわせ販売ですね!」と言われたお客さんがいらっしゃったので、ココにも載せてみることにしました。

カメラはミノルタハイマチックF。銀色のボディーは良く見かけますが、黒のボディーは少なめです。私の感覚値では「銀:黒」の比率は、「8:2」とか「9:1」くらいなんじゃないかと思います。

何故こんな抱きあわせにしているかというと、黒の方は状態が良く、ファインダーなんか驚くほどクリア!ところが、同時期に入ってきた銀の方はレンズ前部のフィルム感度を変えるリングが欠品していたのです。全体の状態自体も黒より劣るものの動作はしています。

で、黒をメインにして、銀の方をオマケで付けてしまえ~!という訳です。実際、銀の方は部品取りなんかに利用してもらっても良いかと。

ただ、厳密に言うと「抱きあわせ」ではなく「背中あわせ」の方が正しいかもしれません(笑)。

下の画像はオマケの方の欠品部分のアップです。

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2008年9月25日 (木)

王さん勇退記念!

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「王さん勇退企画」といいましても、すべてが勝手なこじつけです・・・。

本日、アローカメラに買取り依頼のあった品物の中にあったこの安原一式、その製造番号は「03999」。「王 Thank you!!」です!。さらに、安原一式には「T981」というサブネームみたいのがありますが、王さんのジャイアンツ時代の背番号は「1」、ダイエーで監督になってからの背番号が「89」。この背番号がすべて入っているんですネ!

世界の王さんと、安原一式を結びつけてしまうのは、ちょっと強引ではありますが、王さんが今シーズン限りでユニフォームを脱ぐという発表があった直後に、この偶然(無理矢理・・・)なので、この安原一式を特別販売したいと思います。

このカメラを欲しいという方は、「この値段で欲しい!買いたい!」という金額をメールで知らせてください。入札金額は10,000円以上でお願いします。メールにはお名前・ご住所・年齢・電話番号を必ず明記してください(無いと無効になります)。締め切りは平成20年9月28日(日)24時。

当然ながら、購入者は1名限定になりますので、その決定方法は原則として最高値の方になりますが、こちらで事前に決めたラッキー価格にピッタリだった方がいらした場合は、そちらを優先します。もし、ラッキー価格ピッタリの方が複数いらした場合は、最高値の方を優先します。また、お一人の方が多数入札された場合は、その中の最高値のみを有効といたします。ちょっと複雑ですが、ゲーム感覚の販売なのでご了承ください。もし入札が無い場合は、店頭での販売になります。

ちなみに、状態は外観・シャッター・ファインダー等かなり良いです。露出計は大丈夫そうですが、このカメラの弱い部分であるので大目にみてください。

宛て先はこちら→ arrow.noda@nifty.com

安原一式:京セラの技術者だった安原氏が独立し、1999年に発売したカメラ。ライカスクリューマウントの機械式シャッター内蔵のレンジファインダー式カメラ。中古カメラブームの中、マニアが望むカメラとして、発売前からネットで情報告知されたりして話題になった。しかし、ネット上での直販のみだったり、製造が中国だったことなどが原因だったのか、数年で幕を閉じてしまった(2007年、金属部品とレンズの設計・製造するメーカーとして復活しているようですが)。

念のため・・・。私 二代目はモノゴコロついた頃からあるチームだけを応援していますが、ジャイアンツファンでもホークスファンでもありません。。。

2008年9月24日 (水)

高校の文化祭で

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常連の高校生H君は日大Bu山高校写真部の学生さん。毎月のがらくた市に訪れ、長徳先生のトークショーに参加し、日頃からも時々来店しては、売ったり買ったりをしてくれています。最近はレオタックスを肩から提げて撮影に励んでいる様子。

そんな志の高いH君、学校の文化祭で写真部の企画として、カメラに関する展示を行なったのです。クラシックカメラや各種フォーマットのフィルム、写真作品などの展示を。事前に相談を受けていたので、私どもの店も出品に協力させてもらいました。しかし、盗難の危険性などで先生に反対されたり、幽霊部員も多いとかで自分の負担が大きいのを覚悟で、H君は見事にそれを乗り越えて実現させました。

20日21日の2日間で600人を越える見学者が集まったそうです。古いカメラに興味津々の小さい子供や、懐かしさで声を掛けてくる年配の方など、かなりの反響があったようです。

画像にあるニコンF、レオタックス、マミヤプレスの他にも、キエフやツァイス・イコンタ、ヤシカの二眼レフなども展示。こんなところでも、フィルムカメラの草の根運動が行なわれているんですよ!

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2008年9月23日 (火)

手書きが大事

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数日前に日テレのズームインで話題にしてた、と思ってたら、日曜日にはNHKでもやってた!気になる出来事があります。女子中高生の間で手書きの手紙やメモが流行っていて、その影響でボールペンが売れてるらしいのです。

彼女達にはパソコンや携帯のメールで簡単にやり取りするのは味気ないらしいです。手書きなら、気持ちを込められるし、伝えられる。だから、友人との意思の疎通や、ここ一番のラブレターなどは手書きなんだそう。さらに、面白いのは!手書きの手紙を携帯のカメラで撮って相手に送る~って言うんですよ。

そういう背景があって、今、文具メーカーでは、カラフルなボールペンや、芯の太さのバリエーションなど、新製品の開発に躍起になってるそうです。

こんなニュースを聞くと、つい、フィルムカメラとデジタルカメラの関係と結び付けて考えてしまうのは職業病ですかね(笑)。デジタルカメラはとても便利だけど、写真を撮ったり、残したりという部分では、どうしても気持ちが薄くなったり、楽しみが伴わないような部分がありますよね。

最近の若い子がフィルムの方がキレイだから!という素直な感覚でフィルムカメラを使ったりしているのに感心していないで、メーカーをアレッと思わせるくらいにフィルムやフィルムカメラを使ってみることも大事です。

2008年9月22日 (月)

I.C.S.世界の中古カメラフェア

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毎年恒例の「I.C.S.世界の中古カメラフェア2008」が9月26日(金)~28日(日)の3日間、有楽町で行なわれます。そのちょうど真ん中の日、27日は我楽多屋の「がらくた市」でもあります。こちらも(いや、こちらの方を!)ヨロシクです。

  • I.C.S.世界の中古カメラフェア2008
  • 平成20年9月26日(金)午後2時~午後8時、27日(土)午前10時~午後8時、28日(日)午前10時~午後5時
  • 有楽町交通会館12階ダイアモンドホール
  • 入場無料

実は、一ヶ月くらい前からブログで紹介しようと思っていたのが、今回のカメラフェアのポスター(上の画像)。なんかイメージが凄い(どういう意味か。。。)と思いませんか?とても、ソフトタッチでイマ風?ですよね。

さて、有楽町へ行った帰りには、また、行く前に、四谷三丁目にお立ち寄りいただくのも良いかと思います。有楽町での購入資金確保にアローカメラでカメラを売るのもよし、有楽町では買えなかったがらくた品を我楽多屋で買うもよしです。有楽町からアローカメラ&我楽多屋にご来店いただくには、地下鉄丸ノ内線の銀座駅から、新宿・荻窪方面の電車に乗り、5つ目の四谷三丁目駅で下車です。所要わずか11分、運賃160円。四谷三丁目駅から店までの地図は↓。*有楽町の中古カメラフェアの地図ではないのでご注意を。

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