我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年4月15日 (火)

このマークは?

2008416

このマーク、何のマークがご存知でしょうか?

私たち「アローカメラ」のマークなのです。42年前、買取名人が独立した時に作成したものですが、最近は雑誌広告などでもほとんど使っていません。しかし、時々あらためて見てみると良くまとまったマークだなぁ、なんて思います。アローの頭文字「A」と、カメラの頭文字「C」と、レンズの絞り羽根をイメージした3点の組み合わせで成り立っています。

アローカメラの「アロー(ARROW)」は英語で「矢」の意味。矢のようにまっすぐ進むシャープなイメージを込めて命名したそうです。また、読みが「あ」で始まることから、電話帳など五十音順では前の方に並ぶというのも決定の一因だとか。実際、カメラ雑誌の「日本カメラ」や「アサヒカメラ」の巻頭の方にある広告索引では掲載社が五十音順に列挙されているので、毎度、前の方に載っています。

「矢」という話から、何年か前に名人がこんなことを言ってました。長男とも一緒に店を経営出来たら、毛利元就の名言の如く、自分と長男と次男(二代目)の「3本の矢」が夢だと・・・。しかし残念ながら、海外に魅力を感じている長男はもう20年近く日本を離れて働いています。

また、四谷という場所を選んだのは、都心(山手線)のほぼ真ん中に位置しているので、どこへ行くにも便利だから。当時は写真(DPE)などの業務も行なっていたため、外回り営業するには四谷という立地が好都合だったとのこと。

今は買取り・我楽多屋とも、お客様にご来店いただく形態(買取りは郵送・宅配という手段もありますが)なので、新宿や銀座など他のカメラ店がいくつかある町に合ったほうが、お客様にとっては便利なのだろうとも思います。しかし、場所代が安い分、買取価格に上乗せ出来るのだと考えていただければ良いかと思います。